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普通になりたい

「普通になりたい」って、毎日思ってた。

みんなと同じように幸せな家族と美味しいごはん食べて
友達と他愛もない会話して、仕事に就いて、
素敵な人と結婚て、不自由なく暮らせたらいいなって。

なのに実際は、学生時代は極端に普通であることを求められる反面、
社会人は目立つことや成功することとか真逆のことが求められたり、
普通って結局何なのか迷ってばかり。

私の話だけど、とにかく「普通」って言葉にずっと執着してたし
普通じゃない私はどこかおかしいし、早く直さなきゃってずっと自身が持ててなかった。

なんでそんなに囚われてたんだろうって思うけど…
でもそれって誰よりも、普通にこだわりすぎて「人の目」を気にしすぎていたし、クラスとか会社の人たちと、自分がどう違うか、その違いを受け入れられるか、私の場合はそもそもそれが受け入れられない”前提”で「勝手に思い込み」から普通になろうとして落ち込んでた。

今考えたら、その「違い」があるからこそ、
十人十色で個性がそれぞれできあがるし、私たちは特別になれる。

そう考えたら普通になりたいっ思うことも個性の1つだし悪くない。
でも、自分を偽ったり犠牲にするなら、それはもう「普通」じゃないと思う。

今メンタルを安定させられるようになった私が思うことは、
普通であることと、自分らしさは、実は両立できるもの。
普通でも特別でもいい。
大事なのは、自分の気持ちを大切にすること。

だから、「普通になりたい」って思う人がいたら、
一度ゆっくりと向き合ってみて。

それが、きっと素敵な自分を見つける一歩になるはず。

おわり。

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