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幸せの価値観「100万円あったら何に使う?」

こんにちは、ichikoです。

環境 × 教育 
に関することを投稿しています!

今回は
幸せの価値観「100万円あったら何に使う?」です。

100万円あったら何に使う…?

皆さんはなんと答えますか?

大人なら…
海外旅行に行く
好きなものを大人買いする
みんなで美味しいものを食べに行く
ローンを返す
家をリフォームする
貯金する
投資する
などなど…

夢が膨らみますね。

ちなみに300名にアンケートをとったデータがこちら

【300名に調査】もし100万円をもらったら?使い道ランキング


我が子に聞いてみたところ、

ポケモンカードを買う
あとは将来のために貯金する
だそうです笑

とにかく欲しいものを買いたい!
という子は多いのではないでしょうか?


同じ質問を途上国の子どもにしたら

しかし、この質問
途上国の子どもにすると

村の人たちのために
安全なお家をたくさん建てたい
みんなが食べることができる食料を買いたい

そんな答えが返ってくる。

お金があったら
いつもより贅沢したい。
(なくても問題ないけど)欲しいから買いたい!
そう思える日本は
とても恵まれているということを
この質問から感じられると思います。

お金があれば幸せなのか?

私たちは自分たちが経済的に豊かであることを忘れてしまいます。

もっとお金があれば
あれがやりたい…
これが欲しい…

これはお金があればあるほど
出てくる願望で
いくらあっても満足することはありません。

この状態の私たちは
本当に豊かだと言えるのでしょうか?

複数の研究から
ある一定の年収をピークに
幸福度は頭打ちになることが
わかっているそうです。
164か国170万人の人々の調査から、
日本を含む東アジアでは
その額は660万円辺りだそうです。
それ以上は変わらない、
もしくは年収が増えるにつれ幸福度が下がる
という結果もあります。


環境問題と個人の幸せ

健全な地球あっての
私たちの健康な生活です。

でも、環境問題を解決しようとすると
今までの経済的な成長を止めなくてはならない
質素な生活にしなくてはならない
何かを我慢しなくてはならない
そんなイメージがありませんか?

しかし、お金がたくさんある生活をすれば
幸せになれるわけではないようです。

むしろ、お金を得るために
もっともっとと働いたり
値段だけで買うものを選んだり
不必要なものを作ったり売ったり買ったりすることで

巡り巡って最終的には
本当の幸せが遠のいている
そんな風に感じるのです。

皆さんにとって、本当の幸せは何ですか?

この価値観を問い直すことは
環境問題に取り組む
第一歩だと思います。

私も、幸せの価値観を問い直してみると
物の値段だけを見て安いものを買うのではなく
少し高くても環境負荷に配慮されているものを選んだり

新しいものを買わなくても
あるもので代用したり
古いものを使い回したり

お金のためにと長い時間働いて体を壊すよりも
家族との時間を大切にした方が
幸せなのではないかと感じるようになりました。

幸せの価値観を変えても…いろいろな人の立場で考える

でも、個人がそう感じても
社会の仕組みがそうなっていないのが
今の日本という国。
必要最低限のお金がなくては生きていけない。
目の前の生活でいっぱいいっぱい。
物をたくさん作って、
たくさん売って、
たくさん働かなくては
子どもを育てていけない。
次世代に良い環境を残さなくてはいけないって
分かっていても。。

それがほとんどの人たちの本音であり
ジレンマなのかもしれません。

環境問題を考える時に
地球のことを考えたら
「こうした方が良い!」
という答えはもちろんあるのですが、

それをやりたくても
できない事情の人もいるということ。

子どもたちと学ぶときには
いろんな立場の人の気持ちを考えることを
忘れてはいけないということ
これを伝えることも大切だと思っています。

それを知った上で
人々の意識が
環境問題へ向いていくためには
どうしたらよいのか?

社会を変えるために
世界を変えるために
一人では無力だけど
手遅れになる前に
みんなで力を合わせるためには
どうしたらよいのか?

そして
次世代の主役となる
子どもたちも一緒に声をあげよう!

そんな風に考えています。

今日はここまでです。
お読みいただいてありがとうございました!

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