「月曜日の憂鬱」がない人生のために
いまこの記事を書いているのは、日曜日の午後3時頃。
都会でサラリーマンをやっていたころ、この時間あたりから憂鬱になり始めていた。
また慌ただしい一週間が始まる。期日が迫っている案件を思い出して、不安になる。気づけば日曜日だというのに、頭のなかでは明日の打ち合わせの段取りを考えはじめている。
貴重な日曜日の午後が、そうやって会社に浸食されていたように思う。
のちにうつで会社を辞め、いまは個人事業主として本を執筆している。土日関係なく、一日10時間以上書き続けている。会社員時代より、労働時間は増えた。
でも、日曜日に翌日のことを考えてテンションが下がる、なんてことは一切ない。
そう前向きにとらえられる。
もちろんこうした生活を、ずっと続けられるとはかぎらない。現実のなかで生きている以上、今後もしかすると、また会社組織に身をゆだねる必要が出てくるかもしれない。
けれど。
大事なのは、「月曜日の憂鬱」を感じない人生を実現するために、いまできることをコツコツやりつづけることじゃないだろうか。
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コンビニを控え、毎月貯金する
毎日寝るまえに30分、本を読む
こうした「小さなかけらの積み重ね」。
何年も時間がかかるかもしれない。
「これならいける!」と信じて猛烈に取り組んでいたけど、じつは努力の方向性がズレていたことに後で気づいて落胆する、なんてこともあるかもしれない。
挑戦の途中で失敗して、誰かに「それ見たことか!」と笑われ、足を引っぱられることもあるかもしれない。
でも気にせずやりつづける。淡々と、かけらを積み重ねる。
そのさきには、月曜日も明るい気持ちで過ごせる生活があるんじゃないか。会社に浸食されない「平穏な人生」が、あるんじゃないか。
それをつかみ取るために、今日も、これからも、着実に進んでいきたい。