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マーケティングに向かない人がいる
マーケティングの本来の意味
マーケティングって実は1つで「これ!」と話せるものでは無いです。
それはなぜかというと、マーケティングの対象範囲がとても幅広いからです。
マーケティングは、一般的に「法人企業の営業活動の全て=
「売れる」ことに関連した幅広い活動」を指しています。
ところが、クライアントからご相談される時に多いのが
「消費者に刺さる、効率良い集客方法を実践したい」と、
なぜか目線が消費者の反応に偏りがちです。
マーケティングとは、確かに商品やサービスが売れる仕組みを作ることです。 具体的には、市場調査からスタートし、商品開発や広告宣伝の選定、販売促進から最善の営業手段・販売など、全ての工程を含んでいます。
つまり、効率的にサービスや商品が売れるように行う、
一連のプロセスを全てをマーケティングと呼びます。
人・モノ・カネ
ところが、法人企業には従業員(もしくは個人経営者)が存在します。
いくら消費者に刺さる、売れる仕組みを構築しよう!
としたとこでマーケティングに取り組むのは「人」です。
ここが大変重要なポイントになります。
DXが巷で急に「時代のトレンドワード」になった時にDX人材なる確保が急務に
なったりしました(笑)
いえ、笑い事ではありませんね。
法人企業でも、マーケティング部が設立されたりしますから、それだけマーケティングに誰が関わるかで成熟度が変わるということなのでしょう。
ところで・・・・・・・
マーケティングに向いている人材ってどんな人物像だと思いますか?
ずばり、マーケティングに向く人材
数字に強い人
想像力が豊かで多角的な思考ができる人
地道な努力が苦手でない人
新しい情報にアンテナが立つ人
ロジカル(客観的で論理的)思考な人
上記が一般的に向くと言われている人材です。うーん分かりやすい(^^)
逆に言うと上記が興味がなかったり苦手な方は向いていないということです。
大きな企業になればなるほど、「好きではない」けど会社の任務で致し方なく、マーケティングに従事されている方も正直多いです。
ところが、上記の6項目以外にもっと向いている要素があります。
それは・・・・・・・
素直であること。
そんな簡単なこと!?って思いませんでしたか?
我々、社会に出た大人というのは「素直に生きること」が非常に難しいのです。
もっと正確に言うと、
自分に素直ではなく、相手に対して素直に受け入れることができるか、です。
そう聞くと結構難しいかも・・・
と心当たりがある方は、素直かもしれません(笑)
こういうケースが時々あります。
法人企業様で、プロマーケティング(外部の立場から法人企業のマーケティングをサポートしたり担当する)のご依頼があります。
打ち合わせを重ね、いざ実行していく内に、法人企業の担当者様が勝手に内容を変更して独自で進めたりします。
※語弊がないように書きますが、独自路線を行うのは、個人経営者が多いです
大概次回のミーティングでそれが判明します。
なぜ勝手に改変したのですか?と聞くと明確な答えが出ません。
次回ミーティングする前に「どうしてもやりたくなった」が本音でしょうか。
ここに問題があります。
なぜ、独自で改変する前に「相談」していただけなかったのですか?と。
報・連・相
経営者であれば報連相の大切さは、誰よりもご理解されているはずです。
ところが、なぜかできない。
これ即ち、「奢り」からくるものです。
マーケティング担当者のロジックを素直に受け入れることができないからです。
今までこういったケースは多々ありました。
こうなると正直うまくいかない結果で終わることが大半です。
結果を出せたクライアントと、結果を出せなかったクライアントの違いは
単純にそこだけです。
さまざまな経験を経て、私も「報告、連絡、確認、相談」を導入「することでこの辺りは改善されました。
マーケティングとは実に相手に対してベクトルを向けることができるか、が成功の鍵だと思います。