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依存の立場でする恋愛は捨てられるか逃げられるか殴られて終わるその1
和菓子(我が師)が面白いテーマを投げてくれた。
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これでも予約の取れない、
あんまり姿も見れない
超人気カウンセラーです。
依存的なメンタルで恋愛をするとよくない、と言われるけれど、
メンヘラ好きの男子もいるじゃない?
っていう質問にお答えしてたの。
あたしねー、みんな知ってると思うけど、つい最近までメンヘラだったのー。
恋愛依存だし、「運命のパートナーシップ論」にめちゃくちゃ執着してた。
「運命のパートナーシップ論」ってのはアレだ、ドジっ子ちょいブスのあたしが学園の王子様に溺愛される系の少女漫画とか、
貧乏だけどめげない明るいドジっ子ちょいブスのあたしが石油王に溺愛される系のハーレクインとか、
人生たのしめない喪女だったけど転生してチートで愛されモテモテ、みたいな恥ずかしいやつだ。
恥ずかしいけど、アレ系が好きだった。
(王家の紋章ってまだ続いてんの?)
(昔はメンフィス派だったけど今はどうかしら)
特に離婚してシングルマザーになったとき、その傾向が重症化、泥沼化した。
その経験から、
依存や執着というメンヘラ状態は、愛しい男と深くつながりあうにはふさわしくない
って断言できるよ。
でも、そんなあたしでも6年続く恋愛ができるようになった。
依存と執着を手放すことはとてもたいせつってか有効だって身を持って実感してる。
今日は自分の棚卸しも兼ねて、そんなおはなしを書くね。
1. 尊重されない、大切にされない
メンヘラが恋愛に向かない理由をざっと箇条書きにしてみた。
1. 尊重されない、大切にされない
2. パワハラ・モラハラされやすい
3. 性的搾取に会いやすい
4. 恋すればするほど底なし沼にいるような不安に苛まれる
5. 運命や占いなどに頼って成長を止めてしまう
6. 相手のよろこぶことより自分の不安を消すことだけに執着してしまう
(つながりが切れる、こころの循環が止まる)
7. 結論:つまり、ふしあわせである
上三つが相手から受ける目に見える実害で、下三つが目にみえにくい自分のこころのことだな。
最後は結論。
ここでは、
メンヘラ=依存と執着が強く、日常的に不安を持っている状態
っていう前提で書くね。
では順番に説明していくよー。
メンヘラが恋愛に向かない理由その1. 尊重されない、大切にされない
まず、男性にとって恋愛ってのはハードルが高いものらしくてね。
いつもの自分じゃないっていうか、ちょっとがんばって背伸びしてするもの、みたいなフシがある。
男性性は失敗すること=否定されることをなによりもおそれている。
がんばって背伸びしていろいろ考えたデートで、彼女が笑顔を見せてくれないと深く傷つく。
傷ついてることに気づけなかったり認めたくなかったりで、コンディションによっては怒り出したり逃げ出したりすることもある。
(女性性の豊かな女子たちへ。だから気がのらなくても笑ってあげようね、って話では全然ないからね。)
(あなたが彼のことをほんとうに好きなら、笑顔などは勝手に出てるから作る必要はない。大丈夫だから心配しないでね。)
男性は、女性ときちんと向き合って恋愛をしたい。
女性を尊重したい。崇拝したい。
けれどそれには膨大な気遣いとエネルギーを要する。
だから、傷つくことを回避するためにお金を払って恋愛のエッセンスを感じられるサービスを買うこともある。
飲み屋や風俗、マッサージなどの異性相手の商売には、そんな役割もあるんだ。
そんなわけで、世の中の大多数の男性は女性を尊重している。
それがあたりまえなんだけれど、
その一方で女性を尊重したくない、お金も払いたくないって男もいる。
そういう男は「男が女を求めるのは本能だ」とか言う。
人間一回めなんだろう、魚類や爬虫類、昆虫の類と同じ主張をする。
彼らがメンヘラ女を好む。
尊重せずとも、口説かずとも、気づかったりいたわったりせずとも「彼女がいるオレ」という地位をゲットできるから。
(あたしはコレで「もう童貞じゃないオレ」をゲットするために使われたことがあるよー!
(我ながら安いオンナだったよ!)
メンヘラってのは常に不安でソワソワしているような状態だから、
「彼氏がいる」「連絡を取り合う相手がいる」ってことを実感するだけでドーパミンがドバドバ出る。
ドーパミンっていうのは、オキシトシンやセロトニンみたいなおだやかなしあわせホルモンじゃなくて、衝動性の強いしあわせホルモンだ。
その多幸感は強烈で、持続性はとても低い。
ドーパミンに慣れてしまうと、もっと強い刺激が欲しくなる。
どんどん満足しなくなる。
ただでさえメンヘラで依存性が高いのに、ますます依存が強くなっていく。
みんな思っただろうけど、麻薬だよね。
恋愛をしてるはずなのに、麻薬の売人とそれを買う人みたいな関係性になってくる。
クスリをちょうだい、お金ならなんとかするから!!!お願い!!!
安心をちょうだい、見返りならなんとかするから!!!お願い!!!
こんな関係、ふしあわせだよね。
おっかないのが、こういう状態なのにその辺にいる普通の人たちの間でも起こるってことだ。
遠い世界のつくりばなしではないんだ。
メンヘラのまま恋愛をしてもしあわせになれない、これが第一の理由。
じゃ、いまからは
「だったらどうしたらいいの?」っていうセルフケアのおはなしをしていくよー。
対策1.ドーパミン過剰で不安定なとき
やわらかであたたかで安心するものにふれるといいよ。
たとえばね、
⋆お風呂につかる
⋆だいすきなてざわりの毛布を探す旅に出て手に入れる(ぬいぐるみでも)
⋆ハンドケア、ボディケアをする
⋆個室サウナに行く
⋆ベッドの質が良くて温泉もついてるホテルのデイユースに行く
(リーズナブルがいい〜お金かけたい、の順)
ハンドケアですべすべにしたおててをこすりあわせてあたためて、
鎖骨マッサージするのも自律神経がおちつくからおすすめするよ。
【自律神経をおちつかせる鎖骨マッサージのやり方】
1.鎖骨の上を肩から喉のほうへやわらかにあたたかにすべらせる。
2.喉にきたら鎖骨の下を肩のほうにやわらかにあたたかにすべらせる。
3.最後に自分の手で自分の肩、腕、前腕、腰をぎゅーっと抱きしめる。
ゆっくり、ゆっくり、ていねいに。
「あたしはあたしをたいせつにする、あたしはあたしをたいせつにする」
ってアファメーションを入れるのも効くよー!
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ドーパミン過剰のときって、視野がすごく狭くなっている。
受け入れられるものが少ない状態だ。
こんなときには残念ながら、カウンセラーとしてのあたしはあまりお役に立てない。
あなたがほしい言葉をあたしが言ってくれるのをただただ待っているだけの状態にいるんだ。
まずは自分で自分にやさしくしてあげる練習が効果的だよ。
そのあとで人に会いに行くと、自分が変わったことに気づく。
もしどうしても寂しくてたまらないなら、オンライングループカウンセリングをおすすめしたい。
あるいはお茶会、お話会みたいな、誰かのおなやみを聞ける場所。
一対一よりワンクッション置いてコミュニケーションすることで、安心しながらほんとの自分に戻っていきやすくなるよ。
あたしも近々オンラインお話会のお知らせをするから、よかったらチェックしてみてねー。
長くなってしまった。読んでくれてありがとね。
つづく。
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