「魔女のあとおし」をよんで、じんわり。
素敵な本に出会いました。
表紙もとってもかわいい。中身は漫画になっています。
この帯にかかれたことばに惹かれて、購入しました。
本を手に取ったときに思い描いたイメージ通り、やさしくわたしを包みこんでくれるおはなしでした。
じぶんがほかのひとに比べて、ちっぽけで価値がないように思えてしまう…そんなとき、私はついつい自分から、「ちっぽけなわたし」を型取りはじめてしまうことがあります。とんでもないせっかち人間です。
このおはなしの主人公も、そんな私と同じように「私なんて…」と自分の好きなこと、大切な気持ちを抑え込んでしまっている女性です。
そんな彼女が、魔女のあとおしを借りながらちょっとずつ、ちょっとずつ自分を取り戻していく…その過程にうるっときます。
いちばん大切なわたし。そのことを自分が忘れないであげないと。
なにも気にしなくていいんだよ、と自分に語りかけてあげたくなる、そんなおはなしでした。
自分に栄養をあげたい日におすすめです。
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