私らしくない私
毎日、些細なことでイライラすることが増えた。毎日、外に飛び出したい衝動に駆られるようになった。毎日、頭は疲れているのに眠れないと思うようになった。毎日、何かしらの忘れ物や薬の飲み忘れをするようになった。毎日、どこか落ち着きのない生活を送るようになった。毎日、毎日、コントロールできない私が現れるようになった。
昨日、通院日だった。生きることが辛くなって、その原因として上記のことをひたすら伝えた。先生は何一つ否定せずに私の話を聴いてくれて、すっと1枚のパンフレットを差し出してくれた。そこには「双極性障害」の文字。私には縁遠いものだと思っていたものの名前が、そこにあったとき、私は何故か、心が軽くなったのを感じた。
振り返れば、1日のうちに感情が激しく動くことが増えていた。なんでもやれる気がする瞬間のあとは、決まって絶望感と大きな不安感に襲われた。コロコロ変わる自分の心に、私自身ですらこれまでのようにコントロールすることは難しいと感じるようになっていた。
最初は、まさか私が、と思った。でも、それならそれで良かったと思う私もいた。調子がおかしいのは全て私のせいだと思っていたから、自分のことを凄く責めていた。だから余計に、双極性障害の文字を見たとき、安心してしまったんだと思う。私のせいだけじゃなくてよかった、と。
もろちん、私のせいでもあると思う。妥協ができない性格だから、要領よくやれない私だから、いけないんだろうなって思う。でも、それだけの理由で調子がおかしいわけじゃなかったんだって知れて、ホッとした。
まだ書きたい事はあるけれど、眠気が強いからまたあとで。