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否定されたくない

人の書いた文章を添削する、という行為が私はすごく嫌いだ。それは逆も然り。他人から私らしさの詰まった文章を添削されて、否定されることが死ぬほど苦しくて、嫌で嫌で逃げ出したくなるんだ。

実習の報告書を書いた。来週の授業内で、クラスのメンバーから添削される。みんな、色んな指摘をしてくる。別にきつい言葉が飛び交うわけじゃないけれど、添削される側に立つと、全部の言葉がナイフに思えるし、刺し殺されているなっていう感覚になる。

私が書く文章は、誰にも1文字だって削られたくないし、ダメ出しされたくない。別に賞を取るために書いてるわけでもなければ、お金を得るために書いてるわけでもないのだから、添削なんて要らない。私の文章は私だけのものだ。誰にも、踏み入る権利なんかない。

今から来週が憂鬱で、苦しい。私の言葉を、私の文章を、否定される時間なんてなくなればいい。誤字脱字以外、何も指摘されたくない。

人の文章には、誰も踏み入っちゃいけない。

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