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#月刊撚り糸 11月のテーマ『もしも夢が叶わないなら?』公開しました。


毎月7日にテーマに沿った小説を公開します。また同テーマにて創作を募集し、一緒に楽しめたらと思っています。
10月のテーマは『もしも夢が叶わないなら?』です。


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全投稿作品を載せています。
Twitterにて書かせていただいた帯とともにどうぞ。


1、もしも夢が叶わないなら? 第654話・11.7

英語にしかない「ジョークの感覚」があるって話、すごいわかる。言葉って双方向的な側面が強いから、伝わる・伝えられてる実感が湧くことが1番楽しいのかも。


2、オレンジ色の光

押し流され、攫われていく。私達を遠くへ連れ去るものは想像するよりも沢山あって、そこら中に潜んで、時に目的地とは反対方向へ連れて行くけど、人生そこで終わらないのが絶望であり希望なのかも知れない。


3、あちらとこちら、夢のまた夢

誰にも人を縛る権利はないし、ましてや同情や憐憫で後ろ髪を引いても辛いだけ。そうわかるのに「行かないでほしい」と思う気持ちが頑な身体をほぐしたり、次への源動力になるんだから人って愛おしい。


4、秘密の夢 (2021.11.7)

なぜこうも「元カレ/元カノ」の存在に傷付かねばいけないのかと嘆いていたけど、初恋だなんて「そんなのずるい」と声が出た。まして実ならなかった事に価値があるなんて、彼女は知りたかっただろうか。

※百瀬七海さんの作品は連作になっています。下記マガジンからぜひご覧ください。


5、変質する夜を抱いていました。

たとえば私は、自分の1番大切な席に同じものが座り続けているとうまく息ができないように。彼女にも自分をうまく保ってくれるものがあったんだろう。時と共に変質してしまっても、確かにあったんだろう。


12月のテーマ告知


それでは来月のテーマ告知。

12月のテーマは『ずっと前から知っていました』です。

一緒に楽しめたら嬉しいです。

ご興味のある方はコメント欄、Twitterにてリプ・DMなどで教えて下さい*


:追伸


2021年の1月からはじまった#月刊撚り糸 、もうまもなく丸一年(というか12回分)になります。

これといって目を引くような企画やコンテストではありませんが、ここまで細々とやってこられたのはひとえに参加してくださった皆様のおかげです。

来年以降も参加してくださる方がいる限りは続けていく所存でありますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します。

あとは年末くらいに創刊号的なまとめ記事が作れたら……と思ったりもしますが、言いっぱなしになりそうな気もするので来年のお約束だけにとどめておきます。

それでは今月もお読みくださりありがとうございました。




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七屋 糸
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