さようなら、サラリーマン生活
こんばんは。
苺屋あとりゑのしょうです。
今日はサラリーマンとしての最終出勤日が終わったので、今の心境を記事にしました。
あっという間の3年間
4月末が最終出勤日なので、3年間の勤務となりました。自分が勤めていた会社ではイチゴの種や苗を作っていたのですが、「石の上にも三年」とはよく言ったもので、1年目はイチゴについて興味が湧き、2年目で管理を習得し、3年目でようやく業務が身についていきました。
こうやってキャリアの面で見ると、あっという間の3年間でしたが、プライベートではかなり濃縮した3年間だったと思います。特に社会人2年目では「結婚」をしましたし、同時に妻と「新規就農」の準備を始めました。そこからは、昼は会社で仕事をし、帰ったら妻と就農準備を進める、という忙しい毎日を繰り返していました。この期間が自分にとってはとても濃い2年間でした。
サラリーマン生活を振り返る
皆さんはサラリーマンってどんな印象ですかね。
昔、「ストレス社会で戦うあなたに」というギャバ(チョコレート)のテレビCMがありました。小学生だった私には理解できませんでしたが、いざサラリーマンになってみると案外分かります。会社はやはり組織ですので、自己中ではやっていけず、社長の指示に従う上司、上司の指示に従う平社員という構造になります。想うところはあっても従わなければならない場面は必ずあります。その中で、定年まで働き続けている方は本当に凄いなと心から尊敬します。
感じた違和感
実は社会人になってみて、違和感を感じたことがあります。
日本の義務教育では「右へならえ」と教育されます。結果、勉強ができれば進学校にいき、有名大学に入り、公務員や大企業に入ることが美学とされています。つまり、順調に勉強ができれば見事に「雇用されるための英才教育」を受けることになります。
でも、自分が将来やりたいことを実現するためには人の指示通りに動くのではなく、自分で決定して行動をしなければならないわけです。ということは自分がやりたいことやるためには「やっぱり自分が社長になるしかない」と思いました。
独立というリスク、サラリーマンというリスク
こうして独立をしてみると、たくさんの人から
「よくやるよね〜」とか「大変そうだね〜」とか「リスクすごいね〜」とか言われます。
最近は副業が流行っていますが、流行っている理由は、みんな心のどこかで「いつか独立したい」と思っているからじゃないかな〜と思います。
そうじゃないと言っている人も、本業の2倍くらい副業で稼げるようになったらどうでしょうか。
私は独立にリスクがあるように、サラリーマンであることにもリスクがあると思っています。
もちろん、収入の安定性という面ではサラリーマンは最強です。
ただし、年を重ねるごとに体力は衰えていきます。最近は高校生の時と比べると食べる量も少なくなりました。25歳でも衰えを感じるくらいです。
つまり、先伸ばしにすればするほど夢の選択肢が狭まっていくと思います。
25歳で独立というのは若い方だと思います。
若いのでお金はありませんが、SNSは使えます。体力もまだまだあります。メディア映えもします。それだけで十分だと感じました。
誰もが不安になるお金の問題
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
もはやファンの一人だと思いますが、もう少しお付き合いください。
「お金、どうするんすか?」
っていう質問もよくされます。
なにせ入社4年目の退職ですから、貯金なんて大してありません。笑
ただ、私が住んでいるのは山梨県甲府市、つまり田舎です。
生活コストを抑えるために実家の一角に住んでいるので毎年の生活支出は200万円ほどです。
この時点で200万あれば1年間は生きていけます。
そして、困ったら親を頼るというのは、20代までは許してもらっています。
この辺は親に本当感謝してます。
私は学生時代から親の援助なしでは早期独立は難しいと思っていました。
なので就職は山梨県に限定して、独立後の職場は実家から通える範囲にしようと考えていました。そして、独立してからも忙しいと思うので、育児も実家であれば、親を頼れます。
とはいえ、実家に帰るというのは妻の了承がなくてはなりません。その辺は妻に本当に感謝しています。
ということで、1年間の生活支出を蓄えて(2年分あればもっと安心)、親を頼れば、早期独立は容易という私の見解です。
あとは1年目から結果を出すのみです!!
大丈夫。
1日8時間 サラリーマンに注いでいた時間が全て自分の事業に当てられるのですから。
最後に
サラリーマンという一般的な線路を脱線してみた今。
何だかわかりませんが、最高です。
まだ何もしていませんし、まだこれから借金が膨れ上がるかもしれませんが、そんなものやってみなきゃわからないですから。
やるしかないですね。
「自分が一生懸命考えて生み出したサービスで誰かを幸せにして、その対価で生活を送る」
人生はそれだけだと思いますので。