こだわりは田んぼの水管理
こんばんは。最近、狩野英孝さんのYouTubeにハマってしまった有香です。
特にゲーム実況が面白くて、ルールもよく分からないのにDead by Daylightの実況を流しながら日々家事をしています(笑)
さて、今回は私たちの田んぼの水管理について綴っていきたいと思います。
なぜ今更水管理?
と思われるかもしれませんが、水管理をしている間は、当たり前のように思っていて特別意識していませんでした。脱穀を終えてお米の検査でJAへ行った時に、お米を見てくれた職員さんに色々教わって、実はこだわりが反映されているポイントなのでは?と感じたのでここで綴らせていただきます。
地下水でつくったお米です。
一般的には田んぼの水は川の水を使って地域一帯で管理されることが多いそうですが、私たちの地域は田んぼごとに蛇口がついており、地下水を自由に出すことができます。
元々は私たちの地域も川の水を引いていたそうですが、川の水位が下がってしまい十分な水が確保できなくなったことから、井戸を掘って地下水をくみ上げているそうです。
そのため「水利費」が高くて、1年に一反で2万円くらいかかりますが、自分好みのタイミングで好きなように水を入れる"こだわりの水管理"ができるのです。
盆地のお米は高温障害になりやすい
甲府は盆地なので夏は暑く、お米の高温障害が起きやすいそうですが、お米の検査をしてくれたJAの職員さんが、私たちのお米は高温障害がとても少ないと褒めてくださいました。
その時に、JAの職員さんに地下水を自分の好きな時に入れられるということを話したら、それは特別なことだと教えてくれました!
地下水は水温が安定していて、およそ16〜18℃くらいなので暑い夏の間も、お米に比較的冷たいお水を与えることができ、お米に優しい管理ができます。
他の田んぼの影響を受けない
地域一帯で水の管理がされている田んぼでは、上流の田んぼで農薬を使うと下流の田んぼに流れてきてしまうことがあったり、上流でたくさん水を使ってしまうと下流の田んぼの水がなくなってしまったり、上流の雑草が下流の田んぼへ流れてしまったりなんてことがあるそうです。
私たちの田んぼは、田んぼごとの水管理ですので、他の農家さんの農薬の被害もないわけです。
つまり、わたしたちの想いのままの水管理をお米に施すことができるのです。
本日の記事は以上です。
次回もお楽しみに。