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我々のお米作りとは

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どうもこんにちは。しょうです。
今回は私たちのお米作りについて綴りました(2021.10.26追記)

心を豊かにするお米作り

衣食住に関わる商品には「生活必需品」と「心を豊かにする商品」があります。例えば、洋服でもただ着れればいいという洋服とお気に入りのブランドの洋服があります。インテリアグッズにおいても、ただ生活できれば良いという商品と暮らしを愉しむための商品が存在します。これは食べ物においても同様で、ただ空腹を満たすための食品と味・見た目・安全性・機能性・作り手が見えるといった食事を愉しむための食品があります。

特にお米は“食糧”という生活必需品としての機能が強い傾向があると思います。しかし、前回の記事でもお伝えした通り、我々のような小さな田んぼでのお米生産は大規模農家と比べると生産コストがかかるという現実があります。そこで、我々は「心を豊かにするお米」をお届けします。

私たちのこだわり

私たちのお米作りのこだわりは以下の5つです。

①安全 作り手が見える
②品質 希少 “はざかけ米”

③体験 田植え体験・稲刈り体験
④共有 誰かにプレゼントしたくなる商品づくり
⑤支援 収益の使い道 - SDGsと食育 -

一つ一つ説明していきます。

①安全 作り手が見える 

私たちが作ったお米です。
まず、一番の特徴は我々が丹精込めて作ったお米だということです。私たちはまだ農業界では未熟者ですが、それぞれ大学の農学部で4年間専門知識を身に着けました。就職後は妻が4年間、夫の私が3年間農業メーカーでイチゴの生産業務に携わって植物の栽培管理について勉強を重ねております。そんな私たちが手間暇かけて作ったお米です。

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100%その年収穫したお米をお届けします。
「100%その年のお米?そんなのスーパーでも買えるよ。」と思う方がほとんどだと思います。しかし、実は店頭に販売されているお米には古米が混ざっていることが多く、100%その年収穫したお米がパッケージされているお米は意外と少ないのです。最近はお米の備蓄技術が発達し、古米でも味が落ちにくくなっていますが、特に新米は艶や水分、甘さが格別です。ぜひとも新米100%のお米をご賞味ください。

ちなみに、「新米」の基準は食品表示法の食品表示基準によると、秋に収穫してその年の12月31日までに精米され、包装されたお米が「新米」とされています。従って、「新米」としてお送りできるのは12月31日までに精米したお米なので、収穫後の11月~年末のわずかな期間しかありません。
もちろん、12月31日に精米したお米も、1月1日に精米したお米も同じ年に収穫されたものです。しかし、お米は貯蔵機関が長くなると、艶や風味が落ちます。お早めのご注文をお待ちしております。

YouTubeでの配信
我々はお米ができる過程をYouTubeに投稿しています。まだお米作りは2年目ということで、地域の慣行農法を忘れないように動画にしました。お米ができる過程もお楽しみ下さい。


②品質 希少 “はざかけ米”

日本古来の手法“はざかけ”で自然に天日干ししたお米です。
はざかけというのは、刈り取った稲を逆さにして天日乾燥させる日本古来からの手法です。 現代では機械化が進み、機械でお米を刈り取り、そのまま乾燥機で急速に乾燥させる方法が主流となりました。はざかけは大変手間がかかる作業で、機械と比べて実に10倍もの時間がかかるとも言われています。

そんな手間のかかるはざかけ米ですが、穂の状態のまま刈り取るため、じっくり時間をかけて乾燥することで、茎や葉に残った栄養分や旨みがお米に凝縮されると言われています。今では市場に出回ることが珍しく、なかなか買うことができない”はざかけ米”をぜひご賞味ください。

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③体験 田植え体験・稲刈り体験

私たちはお米作りを通じて食育活動を実施します。私たちは、毎年地元の小学生を対象にじゃがいも掘り体験を実施しています。田植えや稲刈りは、じゃがいも掘り体験に来てくれた小学生からもリクエストがありました。今年の田植えに関しては、練習も兼ねて知人の大人達を対象に手植え体験を実施し、好評をいただきました。稲刈りは小学生とその保護者を対象に「稲刈り・はざかけ体験」行い、こちらも好評をいただきました。

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④共有 誰かとシェアしたくなる商品づくり

良い商品や美味しい食べ物に出会ったとき、誰かとシェアしたくなりませんか。私たちはそんなお米作りを目指します。

普段、お米は“食糧”として購入することが多いと思いますが、我々はこのお米を皆様に特別な時に食べてほしいと思っております。ですから、敢えて小さいサイズで販売させていただきます。特に内容量が3合のものは、一人暮らしの方が1回の炊飯で使い切れるサイズにこだわりました。もちろんプレゼントとしてもお勧めです。

また、受注生産となりますが、結婚式のプチギフトもご用意いたしました。招待客の皆様に少しこだわったお米をシェアしてみませんか。(こちらはInstagramのDM等でお気軽にお問い合わせください)

1.35kgセットnew

⑤支援 収益の使い道 - SDGsと食育 -

最後に、このお米販売の利益の使い道についてお話します。

SDGsを意識した環境にやさしいお米作り
次年度以降のお米作りの活動資金とさせていただきます。これまでの2年間のお米作りの経験から、地域の慣行農法を学びました。来年以降は、それらを踏まえ、できる限り農薬や化学肥料の使用を減らしたお米作りを行いたいと思います。

その取り組みの一つとして、化学肥料の代わりに「牛糞堆肥」を使用します。

私たちのお米づくりでは、脱穀という作業のあとにたくさんの稲わらが残ります(コンバインで稲刈りをすると粉砕されてしまうので残りません)。私たちの稲わらの一部を、山梨県甲府市の牛屋さんで和牛のエサとして使用していただき、その牛屋さんでできた牛糞をお米づくりで使用します。

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私たちの稲わらは他にも、桃農家さんで使用されたり、甲府市の「堀田畳製作所」で畳の材料として使用されています。


食育としての田植え・稲刈り体験活動

今ではお米作りを体験したことのない方が多いことでしょう。様々な商品がありふれた現代だからこそ、私たち日本人が自身の主食であるお米について学ぶ機会が重要になってきていると思います。私たちはそのようなきっかけとなる体験を私の地元山梨県で実施いたします。


最後に

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。お米について、他にも綴っておりますので、ぜひチェックしてみていただけたらと思います。

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