着付け業界のコロナbefore afterを考える。noteをはじめて2年のあれこれ。

afterコロナがいったいいつになるのか？まだまだわかりませんが、今はじまったばかりのワクチン接種がよき結果につながるよう祈るばかりの日々です。

聞くところによると、着付け業界のベテラン高齢の大先生がたがこのコロナ渦で健康上のリスク回避を理由に現役引退されたかたが多いとか。（風のウワサ）
そんなことも含めてこの2年を振り返ってみました。

＝目次＝
◆コロナbefore・2年前
◆コロナの本当の脅威をまだ知らなかった1年前
◆コロナ渦2年目に突入。afterはいつ？これからどうするか？

◆コロナbefore・2年前

2年前。noteをはじめた頃のわたしは、着付け教室がとてもうまく軌道に乗っていました。自分の考えを整理したり自身の気持ちの癒しの場として、このnoteの住人になることを決めたのです。

個人の教室でマンツーマンレッスン。自分で着物を着るカリキュラムを最短で美しい着付けを。余分な時間と費用がかからず明朗会計っていうのがわたしの教室のセールスポイント。

他装レッスンでは本気で着付けのプロを目指すかたへ、ポイント濃縮型で接客含めてお伝えしてきました。カリキュラム修了された生徒さんすべてのかたがプロの道へ進むわけではないですが。

うれしいことに「業界の一般常識からすれば非常に短期でしかも高い確率で成果が現れている」と言っていただける機会が増えているので、手応えは感じています。

その後、着付け教室としてだけではなく事業所の【代表】としての仕事も増えてきています。事務作業や連絡やりとりなども多いのが実情。つまり育った人材がやがて貴重なスタッフとなり、その管理業務と諸々の契約等の責任がわたしにあるっていうことです。

世の中のカリスマ講師や美しく華やかな先生がたがたくさんいらっしゃる。有名な先生がたと同じことはできないけれど、わたしなりに地道にコツコツ信頼を積み重ねてきたと思う。それはまるで地面から上の美しい植物と根菜くらい違うんじゃないかなと、ときどき考えたりしています。育ってくれた（根性ある）スタッフには日々感謝しています。

それ以前に、修行時代に何度もくじけそうになったわたしを励まし指導してくださった現場の先生や先輩がたに、今あらためて感謝の言葉を伝えたいです。
修行当時、思ったようにうまくできなくて、うなだれて自信をなくしかけてはまた這い上がって来たお話はまたいつか書きたいと思います。

◆コロナの本当の脅威をまだ知らなかった1年前

1年前。世界中にコロナと言う名の脅威ウィルスがやってきた。半年くらい我慢したら落ちつくのかと思ったらそうではなかった。でも、そんな中でも「自分に出来ることをしよう！」と思ってきました。きっとこの文章を読んでくださっている皆さんにも同じことが言えるのではないでしょうか？

採択リアル体験・小規模事業者持続化補助金申請どう書くか？｜川端タカミ / いちごの花｜note

2020年にどっぷりチャレンジしたこと。
小規模事業者持続化補助金申請→採択→補助事業実行→実績報告書提出！
正直、めちゃくちゃ手数がかかって大変だった。補助事業の進め方をもっと熟考したら、ここまで細分化した書類にはならなかったかも？と思ったり。

また、実際にやってみて感じたのは、オンラインでできることには限りがあるなーということ。プロ向けの他装レッスンにおいてはやはりマンツーマンの対面レッスンが一番有効だし、受講者の満足度にも違いが生じることは確かだと思う。

教室運営されているかたのお悩み相談や、着付け経験者さんのポイントレッスンにはオンラインでも十分に対応できると考えているので継続はしていきたいです。

◆コロナ渦2年目に突入。afterはいつ？これからどうするか？

冒頭にも書きましたが、聞くところによると着付け業界のベテラン高齢の大先生がたのなかには、このコロナ渦で健康上のリスク回避を理由に現役引退されたかたが多いとか。（あくまでも風のウワサです）

夏祭りも季節のイベントも激減したこの1年ですが「こんなときだからこそ、着物を着て思い出に残したい」とおっしゃるお客様は少なくないです。本当におかげさまだと思う。来年2022年成人式のご依頼も未だに各方面からいただいています。

ただ、現在のうちのスタッフは来年の成人式に関してはすでにsold out！
成人の日とその前日はびっちり予定が埋まっている状態。ご依頼くださる美容室様、企業様は確実な着付け技術者を求めておられるのですよね。

そんなこんなで！
本音をいうと、近い将来に新しいスタッフになってくれる人材を強く求めております！業務拡大できるチャンスがあれば獲得したいです。そのためにも真面目で人柄のよい技術者が必要なのです。（切実）

「いちごの花」の他装プロ養成コースは自宅での練習量も多く、好成績で修了されるのは容易いことではありませんが、真摯に着付けと向きあった結果「本当に着付けの仕事ができるようになって人生変わった！」という修了生からのお声もたくさんいただいているので、ご参考になりましたらば。

着付け教室いちごの花「ご感想」まとめ｜川端タカミ / いちごの花｜note

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そうそう！
なんでこの記事を書いたかというと、 noteさんからお知らせが来たからです。

noteをはじめて2年が経過しておりました！！
この2年の状況って、まるっと変わった。
人生ってほんと、なにが起こるかわからないなと思う。

そして、表題の件。
「着付け業界のコロナbefore afterを考える」

考えてハッキリしたなにかが出てくるわけでもなく。静かに見守りつつ慎重に進むのみですね。引き続き感染予防、ソーシャルディスタンスをきちんと守り現場でも細心の注意を心がけてまいります！

新しいことも含めて常に自分にできることと向き合い、ひとつずつ確実にやっていこうと思います。