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諦めなければ出来るんだ

12月8日。
とびしまウルトラマラニックinせとうち呉という
100キロのレースに挑戦してきました。

ウルトラレースは昨年春の富士五湖62キロ以来。夏からの足底筋膜炎も治らずその日になってしまいました。

100キロのマラニック

レース前の作戦

初めての100キロというロングレース。
制限時間は16時間。5時スタート21時最終ゴールというやった事のない行動時間。

ビビっているので念入りに地図を睨み、関門時間を確認。とにかく目的は【完走】なので足底筋膜炎をどうコントロールするか作戦を立てました。
■作戦
①第一関門 53キ到着で2時間貯金
②上りは歩く(単に苦手なだけかも)
③62キロ超えてからの山の下りも歩く

さあ!始まった!

実際には富山マラソン同様 30キくらいから足底は痛み出したので歩きを交えたり速度を落としたり。
それでも第一関門では1時間半の貯金。
あと、関門はゴールまでに3ヶ所。
70キロエイドのお好み焼き、7フキロの島レモンブランと魅力のエイドが続き夕方の寂しさと疲れを癒やされつつ。

70キロまでの疲れも忘れる!ごちそうさまでした。
島レモンブラン

後半は時間との戦い

84キロの関門のぶり茶漬けを頂きながら、ふと「ちょっとこのペース、油断してたらヤバくね?」とやっと気付く←遅い
その後のよっちゃん豆腐は流し込み、最終関門は味噌汁が熱すぎてゴメンなさいをしコーラだけ飲んですぐにGO。
と言うのも、58キロでスポーツウォッチGARMINの充電が終了。仕方なくGPS機能をOFFに。

ひとり旅が多くなってきたので時計が無いと自分のペースがわからない、残りの距離もエイドでしかわからない。
最終関門からは残り6キロで40分。

あかん!!最後の激坂をキロ7では上がれない。
ここで自分の走力を思い知る‥
80キロ超えてからは歩きの分量が増えてきていたので今までの速歩きをスーパー速歩きに。

とにかく夜道の舗道が悪くて街灯もなくヘッデン(頭に付けている電灯)頼りでは怖くて走れない 。
実はすでに4回引っかかってつんのめった。
もう暗くて焦って地図も見えないから、どこ辺りを走ってるかもわからなくなった。

やっと残り距離のカウントダウン標識を見て間に合う事が確信出来てひと安心。
スポーツウォッチの有り難みを痛感。
そして無事15時間41分58秒でゴール‼️

長い1日を終えて

大会では重要なエネルギー補給となる美味しい
エイド、寒い中自転車での見回りで「頑張ってください」の声掛けを何回も何回もして下さった運営の方々。
街のお年寄りや子どもの可愛い応援、私設エイドでは美味しい甘酒も頂きました。
一緒に参加したメンバーとは折り返しで会えば
声を掛け合い、エイドで合流すればわずかな時間
だけれど一緒に楽しみ、そして、ランニングの
友人たちからの応援が何より力になりました。

関門さえクリア出来たら自分からはやめたく無い。
そう思って走りました。

諦めなければ私にも、できた‼️

朝の美しい景色
コースから見た景色

またいつか、もう一度走ってみたい大会でした。
全てにありがとう。

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