ほこり
今再びかわゆい毛玉達の物語を読んでいる。
家にいる時間が増え、ふと足元を見ると、
毛玉を発見。
こんなところにもオモチロイ毛玉達がいるのかと
思いきや、ほこりだった。
社長というあだ名の友達が言っていた。
生きているだけでもごみがでる。
生きているるだけで丸儲け並みの名言である。
外出自粛を要請され、
己の四畳半で生活の全てを
完結させなければいけない昨今。
家から一歩も出ない日もある。
外に出ていないし、雨が降れば、
窓すらも開けられない。
それなのに、やつはどこからともなくやってくる。
ほこりはどこからやってくるのか?
頭の中も部屋の中もほこりが駆け巡る。
家での時間が増えたので、
気づいた時に掃除ができるため、
やつに立ち向かう時間が増えた。
ただ、それを嘲笑うかのように、
やつはいろいろなところに姿を表す。
他の作業をしているのに、
やつの姿を見つけてしまい、こんなところにも!
こんなところにも!と思わず呟く。
掃除したはずなのに、やつは現れ続ける。
本当にやつがどこからやってくるのか
不思議でならない。
何もなくてもほこりがでるということは、
私からほこりが出ているのか!
私がほこりなのか、ほこりが私なのか。
実は、私もオモチロき毛玉だったのか。
ほこりが先が私が先かという
哲学的なそして不要不急の疑問に頭を悩ませている。
こんなくだらないことで頭を悩ませている
外出自粛の今日。
元気です。
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