初マラソン前哨戦!10キロ大会に出場★20120519
人生初めてのフルマラソンまであと2週間。
そんな中、私は今日は味の素スタジアムに来ている。
と言っても今回は別にサッカーを観に来たわけではない。
目的はこれだ。
「マニュライフ生命わくわくチャリティラン2012 in味スタ」である。
というのも、初めてのマラソンに挑戦するにあたって色々調べたところ、
「事前に一度何かしらの大会に練習として出場しておいた方が良い。」
という情報が多く見つかった。
また、初めてではなくとも、大会2週間前に調整として大会に出ることは、マラソンランナーの間では良く行われていることらしい。
私はフルマラソンはもちろん、ハーフマラソンや10キロの大会にも出場した経験は無い。なので大会に挑むにあたっての勝手が全くわかっていない。このまま大会本番を迎えて、何か自分に不手際があってマラソンに集中できないことがあったりしたら大変だ。
初めてのフルマラソン、できるだけ万全の状態で挑みたい。
というわけで、おなじみランネットを利用して練習用の大会を探し、見つけたのがこの大会というわけだ。
この大会、種目が色々あるのだが、今回私が出場するのは「10キロの部」。
なんとこちら、無料なのである!
そして無料なのにも関わらず、事前申し込みが必要、ゼッケン等は事前送付と、まるで有料大会と全く同じ形式なのである。これはありがたい。よい予行練習になる。まさに大会本番に向けた前哨戦だ。
荷物預かりは無いとのことで、長袖、ハーフパンツの走れる格好で会場に来た。5月なのでこれでも別に不自然ではない。
会場に入り、スタートまでまだ時間があったので、とりあえず解放されている1階スタンドに行き、空いている席に座る。
周りの様子をうかがうと、結構みんな知り合い同士来ているようだ。そして、みんないい体つきをしている。見るからにスポーツマンといった感じだ。スポーツなど全くしてこなかった私にとって、普段、接する機会のない人たちのように見える。そのオーラに早くも圧倒され、ビビる私。
時間になったのでピッチに降り、スタート地点に並ぶ。
ここ味の素スタジアムはアルビレックス新潟がJ1に昇格して初めて試合を行った場所。
その時私は新潟のサポーターとしてスタンドにいた。
今はランナーとしてピッチに立っている。
不思議な気分だ。
時間になり、スタートする。
今回は初めての大会。そして本番に向けた練習でもあることから、7割ぐらいの力で、余裕を持って走ることにする。普段の練習は一人なので、大勢で走るのは新鮮だ。接触しないよう気を付けて走る。ただ、周りものんびり走っている人がほとんどのようで、安心して走れる。良かった。
給水所に到着。
初めての給水だ。喉は乾いていなかったが、練習のため給水する。
あっという間に5キロ通過。
少しペースを上げる。
残り3キロ。
がんばれば1時間を切れそうだ。
さらにペースを上げる。
前のランナーを次々に追い抜かす。
最後は全力だ。
ゴールに飛び込む!
ゴーール!!
やった!1時間を切れた!
こうして無事10キロ完走できた。
満たされた気分で参加賞の景品を受取ろうとすると、なんともう何も無いらしい。先にゴールした5キロの部で配りつくしてしまったみたいだ。
こっちは5キロの倍の10キロ走ったのに・・・、
とちょっと思ったが、もちろん口には出さない。早い者勝ちということであろう。これがスポーツの世界の洗礼だ。
最後に洗礼がもう一つ。
帰る前にスタジアムのトイレに寄ると、なんと個室のトイレットペーパーが何もない!どの個室にも、本当に何一つない!
いや、個室に入るつもりはなかったから事なきを得たが、危ないところだった。
なるほど、大会の後はこうなるのか。
(もちろん、今回がたまたまそうなっただけかもしれないが。)
勉強になった。今後、大会にはトイレットペーパーを忘れず持参しよう。
こうして前哨戦の10キロ大会は終了した。
本番のフルマラソンは2週間後。
もうすぐだ。