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#ウクライナ
コロナ禍期間のパンデミック誤・偽情報と、ウクライナ戦における誤・偽情報の比較分析
Disinformation on the COVID-19 pandemic and the Russia-Ukraine War: Two sides of the same coin?
https://doi.org/10.1057/s41599-024-03355-0
この研究は、2020年から2021年にかけてヨーロッパで拡散されたコロナに関する誤・偽情報と、2022年から2023年に
DFRLabによるロシアのTelegram利用に関する包括的資料
DFRLabは2024年6月10日に「Another battlefield: Telegram as a digital front in Russia’s war against Ukraine」( https://dfrlab.org/2024/06/10/another-battlefield-russian-telegram/ )を公開した。このレポートはTelegram上でロシアが行っ
もっとみるロシアのラテンアメリカに対する情報戦 「In Latin America, Russia’s ambassadors and state media tailor anti-Ukraine content to the local context」 #DFRLab_U2nd1
これはDFRLabによるウクライナ侵攻2年目の総括のパート4です。
全体構成は序章を参照。
●概要DFRLabは、2023年1月1日から10月31日までのブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、ベネズエラ、チリ、エクアドル、ボリビア、キューバ、ニカラグアのロシア大使館の広報活動を調査した。
ロシア大使は各国メディアのインタビューに積極的に応じ、各国のメディアは大使の主張を掲載することもあっ
ロシアのヨーロッパとアゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアに対する情報戦 「In Europe and the South Caucasus, the Kremlin leans on energy blackmail and scare tactics」 #DFRLab_U2nd1
これはDFRLabによるウクライナ侵攻2年目の総括のパート3です。
全体構成は序章を参照。
2023年、ロシアはヨーロッパ、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアにおけるデジタル影響工作を拡大した。EUに対しては、ドッペルゲンガー作戦で制裁解除や、ロシアのガスがEUに不可欠であるという主張を拡散した。モルドバでは、ロシアはガスプロムの供給を削減し、親EU政府とウクライナが経済悪化の原因であるかの
ウクライナ国内に対するロシアの情報戦 「In Ukraine, Russia tries to discredit leaders and amplify internal divisions」 #DFRLab_U2nd
これはDFRLabによるウクライナ侵攻2年目の総括のパート1です。
全体構成は序章を参照。
ウクライナ国内に対するロシアの情報戦 「In Ukraine, Russia tries to discredit leaders and amplify internal divisions」 https://www.atlanticcouncil.org/in-depth-research-repor
DFRLabのウクライナ侵攻2年目の総括 #DFRLab_U2nd
DFRLab(デジタルフォレンジックレサーチラボ)が、ウクライナ侵攻2年目の総括として、「Undermining Ukraine」の第2弾「Undermining Ukraine: How Russia widened its global information war in 2023」(https://www.atlanticcouncil.org/in-depth-research-repo
もっとみるロシア国内監視状況 プリゴジン後のネット監視 「After Prigozhin, Russia clamps down online」 #DFRLab_U2nd
これはDFRLabによるウクライナ侵攻2年目の総括のパート2です。
全体構成は序章を参照。
ロシアは、国内での戦争に対するネガティブな発言に神経をとがらせていた。2023年における最も大きな問題は2023年6月に起きたプリゴジンの反乱だった。当初、ロシア政府はプリゴジンのメッセージの拡散を制限しようとしたが、抑えきれなかった。Telegramの親ロシア派のチャンネルはロシア政府とワグナーへの支持で
ウクライナ国防相辞任の裏にロシアの大規模な影響工作
ウクライナの国防相が2023年9月に汚職疑惑で辞任した。その背景にロシアによる大規模なネット世論操作の影響があった可能性をデジタルフォレンジックリサーチラボとBBCが共同調査「Massive Russian influence operation targeted former Ukrainian defense minister on TikTok」(https://dfrlab.org/202
もっとみるウクライナとロシアにおける義勇兵の状況 #非国家アクター メモ 6
ウクライナ侵攻後、世界各国から義勇兵が大量に集まっているという報道が目につくようになった。
「「ウクライナの外国人義勇兵」増加で高まる、世界的なテロリスク」(ダイヤモンド・オンライン、2022年3月16日、https://diamond.jp/articles/-/299171)、「ウクライナ義勇兵、世界から2万人志願 カナダだけで1個大隊が現地入り」(ニューズウィーク日本版、2022年3月16日
ランド研究所の2つのレポートが示すロシアにおける情報対立の概念
【2022年8月22日追記】日本語で整理した表を追加しました。
アメリカのランド研究所は2022年8月18日にロシアの情報対立についてのレポートを公開した。「Rivalry in the Information Sphere」(https://www.rand.org/pubs/research_reports/RRA198-8.html)と「Russian and Ukrainian Persp