【手芸】お人形の手術入院
先日寝る間際に、さっきまで楽しく騒いでいた娘が、急に悲しそうな顔をして一つのお人形を大事そうに抱え、私に見せにきました。
何事かと思って話を聞いてみると、
お人形の首筋に亀裂が…。
どうやら激しく遊んで、縫い目がほつれてしまった様子。
傷つけてしまって怒られると思ったのか、
「『お兄ちゃんが』、ポイって投げたらこうなった…」と話しました笑
とりあえず受け取ってよく見てみると、範囲は広そうですが直せそうでした。
(兄の部分を強調したことは深掘りすると喧嘩になるのでスルーします笑)
そこで、娘には
「残念だけど、この子は怪我をしちゃったから今晩は入院です。今晩手術をするので、明日の朝お迎えに来てあげてください。」と伝えました。
直るとわかった娘は少し嬉しそうに、でもほつれた縫い目も気になる様子でベッドへ向かいました。
その晩は私はお酒を飲んでしまっていたので(お酒を飲みたくなる日もあるのだけれどめっぽう弱い笑)、早く寝て早朝に手術することにしました。
娘が起きる前に起床し、手術の準備。
細かい部分にも使える先端の尖った小さめの糸切りバサミに、短めで細めの針、人形の色にあった縫い糸。
あとは、他の人を起こさない程度に太陽光を取り入れるためカーテンを一部だけ開けて、冷たい水で目をしゃっきりさせてから、手術スタート。
思いの外、ほつれた範囲が広かったので、少し手前から縫い始めて、端までいったら一度玉留めをした後、折り返して、もう一度縫いました。
縫い終わりを見せないようにちょっと引っ張りながらギリギリで糸を切り、しっかりと隠し、形を整えたら手術は無事終了!
娘が起きてきた時にすぐに気付きそうな位置にスタンバイしてお迎えを待っていてもらいました。
そしていつもより早く起きてきた娘は、眠そうな目をこすりながらも、人形に気付き、恐る恐る幹部を確認して、満面の笑みを浮かべがらその子をギューっとしたり、なでたりしていました。
そして、お人形は無事に付き添いの娘ととともに、退院していきました。
めでたしめでたし☆
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