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小林ともこ「LIFE SHIFT for Woman 〜女性のためのライフシフト」

・本書は、耳ツボダイエットサロンを開業し、国内20万人(2023年時点)のビジネスグループのトップリーダーであると同時に、4人の子どもの母親でもある著者が、専業主婦→サロン開業→約1,500名を指導するビジネスリーダーになるまでのプロセスを通じて、「ライフシフト」(人生のステージを転換する)の概要とステップ、4名の女性たちの事例について紹介した1冊。

・著者は、よい人生を送るためのキーワードとして「自分の人生を生きること」という言葉を本書に記している。
・これまでの人生は、「教育(20年)→仕事(40年)→引退(20年)」の3ステージであり、生まれてから成人するまでは教育を受け、それ以降は社会に出て仕事をし、定年になったらリタイアし、悠々自適の老後の人生を送る、というステージを順に踏んでいくことが順調な人生だと考えられてきた。
・しかしいま、私たちの平均寿命は男性が78.07歳→81.47歳、女性が84.93歳→87.57歳と大幅に延びており、近い将来、100歳まで生きるのが当たり前の世の中がやってくると予測している。
・そうなったとき、これまでと同じように、20歳までは教育、定年までは仕事、それからあとは老後、という3ステージで人生をイメージしていると、引退後の老後の時間が膨大になり、仮に65歳で定年を迎えたとして、あとの35年間も人生の時間が残っている。
・この時間こそが、女性にとっては大きなチャンスになるのだ。
※どのようにこの時間を活かすかについてさまざまなプランを本書で提案しているが、詳細は本書をお読みください。

・「ワクワクしながら、自分の可能性を開く」ために3つのステップが本書で紹介されている。最初のステップは、「やりがいを見いだす」である。
・なりたい自分になる第一歩は、「なりたい自分を明確にすること」である。
・頭の中に思い浮かべていることは、良いことも悪いことも現実になる。できると思えばできるという現実を引き寄せるし、できないと思えばできないという現実を引き寄せる。
・思考が現実を引き寄せる理由は、「人は思っていることに向かって行動するから」である。
・つまり、ゴールに向かって動くのが行動原理なのだ。たどり着きたくないゴールではなく、たどり着きたいゴールを思い描くことが大切なのだ。
・そのために、具体的にイメージすること。そうすれば、おのずと行動が起き、ゴールへと吸い寄せられるように現実がつくられていく。
※「『なりたい自分』が見える2つの質問」「その次のプロセス(夢をカタチにする→潜在意識を活用する→口にする言葉を変える)」の詳細については、本書をお読みください。

・本書は、「ライフシフトという考え方」「『自分の人生』を生きる」「最初の一歩を踏み出すために」「Step1 やりがいを見いだす」「Step2 自分のお尻は自分でたたく」「Step3 仲間を増やす」「彼女たちのライフシフト」という章で構成されており、
◇「〇〇」が未来をつくる
◇「〇〇」が収入を生む源
◇収入を左右するのは「〇」のあり方
◇「〇〇のために」という思いが人生を切り拓く
といった女性がこれから人生100年を生きる上で大切なことについて解説しているほか、
◇40歳から就活し、現在はサロン経営者
◇健康産業でバリバリ仕事をする70代女性
など、4名のライフシフトを実践した女性たちの事例が収録されている。

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