小林篤志「10秒で治る!子どものねこ背のばし」
・本書は、ねこ背矯正のプロフェッショナルとして活動する著者が、子どもたちのねこ背を伸ばし、スッキリ伸びた背中を取り戻す方法について紹介した1冊。
・ねこ背は見た目だけの問題ではなく、腰痛や肩こりといった体の不調、身長の伸び率や運動神経、さらには脳の状態にも影響を及ぼす。
・ねこ背知らずのよい姿勢が手に入ったときに、お子さんが手に入るメリットとは、
① 背が伸びる
②運動神経がよくなる
③体調がよくなる
④気分が安定する
などがある。
※残り3つとメリットの詳細について知りたい方は本書を手に取ってみてください。
・ねこ背を治すには、子どもの姿勢が勝手によくなる環境をつくればいい。そもそも、子どもの姿勢が悪くなる理由は、端的に言うと、「姿勢がラクだから」。つまり、いい姿勢を保つのは理性のなせる技であり、それを本能全開の子どもたちに求めても効果は期待できない。
・著者がたどり着いた結論は、「よい姿勢のまま、子どもがラクだと感じる環境を整えてあげればいい」ということ。つまり、「姿勢をよくできない状況や環境」を解決してあげれば、勝手に姿勢は整う。
子どものねこ背が治る流れ
[朝10秒]
朝、出かける前などに「背中シュッシュ(背中さすり)」10秒
↓
[夜60秒]
↓
夜、寝る前に
①骨盤をまっすぐ立てる「太ももほぐしストレッチ」合計20秒
②こり固まった背中を伸ばす「バンザイストレッチ」合計10秒
③「背中のびのびタオルストレッチ」合計30秒
↓
ねこ背になりにくい生活習慣と環境を変える
↓
ねこ背が治る!
※こちらのプロセスの詳細については、本書をご覧ください。
・本書では、「日常生活にひそむ「ねこ背」習慣」「その場で背すじが伸びる!朝10秒の背中シュッシュ」「親子でできるれ毎晩3分のねこ背治しスキンシップストレッチ」「子どもの姿勢がその場でよくなる7つの生活習慣術」「ねこ背にならない持続可能な7つの環境づくり」「子どものうちからやっておきたいスマホ首予防体操」「子どもをねこ背にしないために」という章で構成されており、「ねこ背習慣チェックリスト」「ねこ背は筋肉ではなく「骨盤」の問題」「ねこ背を治す最適年齢は?」「一生ものの「よい姿勢」がもたらす7大メリット」「ねこ背予防&身長の伸び率がアップする3つの基礎運動」「親がねこ背だとねこ背になりやすい!?」など、ねこ背を改善するためのシンプルでかんたんにすぐできる方法と、「ねこ背習慣」をなるべく取り除き、意識しなくてもよい姿勢が続くような「環境づくり」について解説した内容となっている。
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