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エミチカ「結局、「手ぶらで生きる女(ひと)」がうまくいく モナコの大富豪に学んだ、自由に生きる57のヒント」

・本書は、「女性経営者・起業家プロデュース・美容家」の肩書きを持つモナコ在住の著者が、「完璧主義を手放して、ありのままの自分で生きる方法」にとして57の項目に分けて紹介した1冊。

50歳のときに眼科医である夫が急逝し、2人の子どもを抱えながら2億円の負債を抱えるも、美容ビジネスを立ち上げ、わずか5年で年商7億円起業に成長させる→大病を患い、生き方やビジネスの進め方の大転換に迫られるという経験から「古い価値観を手放して手ぶらになる生き方」にシフトし、本物の自由を手に入れる→2018年に、知り合いなし、コネなし、語学力なしの状態から、世界中のモナコで暮らし始める→現在は、モナコのパレスエリアと日本を行き来しながら、自分の人生の価値を「最高グレードのダイヤモンド」級に輝かせる「フローレス メソッド」を提唱し、多くの女性たちのプロデュースを手がける、という経歴を持つ。

自由に生きる57のヒント(一部)

02 「挨拶+褒め言葉」で幸運とお金を回す
・ほんの一言、人からのやさしさを受け取るだけで、私たちの気持ちは一気にポジティブモードに切り替わる。モナコに暮らすセレブたちは、挨拶のあとに必ず、
「おはよう、今日の服、シックで似合っているね」
「楽しそうだけど、何かいいことあったの?」
など、一言、二言、言葉をつけ加えるなど、ポジティブモードのスイッチを押すのがとても上手である。
・挨拶をしたり、褒め言葉を伝えたりするのにお金は必要ないし、言われて嫌な気持ちになる人もいない。いつでもどこでもすぐにできて、周りの人を幸せな気分にしてしまう魔法のようなテクニックである。
・たくさんお金を持っている人ほど、お金を稼いだり使ったりする以上に、「挨拶」や「褒め言葉」を上手に使っているのだと、著者はモナコに暮らし始めてから気づいたとのこと。
・「人を褒める」ことはとても大切なことなのだ。

04 「お金」より「信頼」に価値を置く
・お金は単純で、使えばなくなるし、仕事をすれば手に入る。一方、コツコツ築き上げた「信頼関係」は、よほどのことがない限り崩れない。また、その信頼関係の数が多ければ多いほど、「何があっても大丈夫」と安心して生きていくことができる。困ったとき、窮地に陥ったときに、信頼関係が結ばれた人がたくさんいれば、救いの手はそのぶんだけ多く伸びてくるからだ。
・「信頼関係」の上に成り立つ安心安全な暮らしを組み立てる方法の一つが、「買い物は、自分の気に入った「たった一つのお店」を選んで買い続ける」というお金の使い方である。
・著者は浮気心を自制して、「たった一つのお店」で買い物をしていこうと心に決めたところ、その店のゼネラルマネージャーと親しくなっていき、そう簡単には入居できない豪華なレジデンスで開催される、ルイ・ヴィトンのプライベートイベントへの招待状が届く。
・このように、お金の使い方を変えたところ、嬉しくてめまいがするほどの素晴らしいステージの扉が開いた。
・つまり、「信頼」を得ると、ワンランク上のステージの扉が開くのだ。

・本書では、「モナコに来てわかった、本当に豊かな人の「お金の使い方」「モナコのマダムが教えてくれた「一人時間」の大切さ」「モナコが教えてくれた「また会いたい」と言われる人の共通点」「モナコの人がやっている「ご機嫌で生きる」毎日の習慣」という章で構成されており、「お気に入りのアイテムを長く使う」「お金持ちのスケジュールは余白だらけ」「スマホを手放し、「一人時間」を確保する」「起きてすぐ「テレビ」をつけない」「落ち込んだら「12時間ネガティブモード」で切り替える」「重要な決断は「一人」でする」といった著者がモナコの大富豪に学んだお金の活用法、時間術、習慣など自由に生きるためのヒント57が収録された内容となっている。

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