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【PR】船ヶ山哲「捨てられた僕と母猫と奇跡」

・本書は、サラリーマンとして働くなかで、強いストレスを感じ、うつ病を発症、休職を余儀なくされるも、愛猫との出会いをきっかけに人生を挽回させた船ヶ山哲氏(以下、船ヶ山氏)の実話が収録された1冊。

・船ヶ山氏は、サラリーマンをしていたある日、過度なストレスがきっかけで、うつ病を発症した。
・ベッドから起き上がることができない状態で、大きな漬物石をのせられた気分であったとのこと。
・その異変に気づいた上司は、無断欠勤を続ける船ヶ山氏の自宅に様子を窺いにきて、船ヶ山氏がしばらく出勤できないことを察知し、休職届を出すことを命じた。
・寝るだけの生活で、ご飯を食べることもできず、時間など関係なく起きて、気づいたら眠る、という生活を毎日続けていた。
(たまに起き上がるのは、トイレのときだけ)
・そんな生活を続けていたとき、いつの間にか死ぬことを考えるようになり、薬を一気飲みして、死のうとしたところ、父親からの電話がきっかけで、船ヶ山氏の自殺計画は、「未遂」に終わる。
※その時の船ヶ山氏の心境についての詳細は、本書をお読みください。

・船ヶ山氏は、自身がうつ病になるまで落ち込むことになった原因に着目し、そのうちのひとつに、「当時飼っていた猫との別れ。」があり、以前飼っていた猫と似ている猫を探し始め、保護猫を紹介するサイトに辿り着き、人間の子供にいじめを受け、深い心の傷を負った「テコ」に出会う。
・船ヶ山氏は、テコを家族に迎え入れ、同じ家で共に過ごすことになる。テコを迎え入れ始めた当初、部屋の中に隠れて過ごすことが多かったが、そんなテコの存在は船ヶ山氏の生きる理由そのものになった。
・テコを家族に迎え入れた船ヶ山氏は、その後、会社に復帰→最愛のパートナーと出会い結婚→2人の子どもを授かる→独立して起業、と人生が好転していった。
・テコと出会って14年、生を受けて、15年と1ヶ月で、テコはこの世を去る。その時、著者は「最後の後悔」を犯すことになる。
※「最後の後悔」の詳細については、本書をお読みください。

・本書では、著者の視点と、テコの視点で物語が構成されている。テコは船ヶ山氏に引き取られたとき、人間の子供にいじめられた影響か、とても弱々しい印象だった。
・しかし、船ヶ山氏との関わりや月日が経つにつれて、心を開くようになり、亡くなる直前に、船ヶ山氏に感謝と「本音」を遺した。
・テコは、船ヶ山氏にとって「神様そのもの」なのだ。うつ病だった船ヶ山氏に再起するきっかけを与え、パートナーと引き合わせ、子供たちとの出会いを叶えてくれた。
・そして、一度諦めた起業家という夢に再挑戦させ、自分のためではなく、「子供たちのために生きる」と決意させてくれたのだ。

テコが亡くなった日、著者は音声を通じて残したメッセージが収録されています。その音声を聞くと、船ヶ山氏のテコに対する想いがどれほどががよくわかります。

今、ボロボロになっているあなたは、この本が「救いの1冊」になるかもしれません。

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