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深作浩一郎「現在の自分をお金に変える方法 113日で年収1500万円を生み出すカレンダー」

・本書は、経営者であり、事業家であり、文筆家でもある著者が、著者と同じスタート地点(好きな場所で自由な時間に仕事をする生活)に立ってもらうことを目標に、113日間の具体的なステップを紹介した1冊。

1日目「まずは、1人で1500万円を生み出せるようになるために」
・まずは「ゴール」(税込で年収1500万円を生み出す生活)を設定するところから始める。ある統計によれば、年収が手取りで1000万円を超えたとき、「幸福度が一気に上がった」と感じる人が多いという。税込で年収1500万円を稼げれば、恐らくあなたも思い描いている生活を送れるようになる。

2日目「理想の生活に必要な原価を計算する」
・ゴールが決まったら、やりたい生活に必要な原価を計算する(例:あなたが住みたいと思っているマンションの家賃はいくらか?1週間にかかる食費や交通費などの費用はどれくらいかかるかなど)。

3日目「生活に必要なものに優先順位をつける」
・計算した原価を元に、生活に必要なものに優先順位をつけていく。著者のような生活を目指すには、初期の段階での物欲は大事。成功者の中には物欲の多い人が多いと言える。「欲しいもの」のためなら、人は頑張れるもの。

8日目「小さなことから変えていく」
・成功を手にするためには、道を正すしかない。著者は真逆のことにトライすると決め、「実家からマクドナルドに行くまでの道順を変える」など、今まで取っていた行動とは真逆の選択を日々積み重ねていくことになった。

10日目「新しい体験で自分自身に変化をうながす」
・いつも同じ話題しか持ち出せない人の魅力には限界がある。付き合いに長けている人は例外なく経験値が高い。著者は、ザ・リッツ・カールトン東京の45階にあるラウンジで値段が1万5000円もするハンバーガーを食べるなど、「ちょっと変わった体験をする」ことをして自分自身に変化を促している。

43日目「才能は磨かないが、センスは磨ける」
・ビジネスには、先天的に得られる「才能」と後天的に得られる「センス」の2つの軸がある。ビジネスセンスを磨きたければ、自ら環境を選ばなくてはいけない。あなたに必要なのは、「努力するセンス」の持ち主との出会い。こうした人が身近にいれば、歯を食いしばってでもやらなくてはいけないことが自ずと見えてくる。こうした覚悟が身につき、才能を兼ね備えていけば、怖いものはない。

100日目「40点の出来」でいいので世に出してみる
・100点を求めてはいつまで経っても完成には至らないので、40点であっても完成しているのなら、出してしまったほうがいい。100点のものを完成できるまで世に出さないと、待っている時間はすでに損失を生んでいる。

・その他にも、「設備投資は身の丈に合わせる」「お金がないときほど変動費を限りなくゼロにする」「コンテンツビジネスの成功の条件」「稼げるメルマガの方程式」「成功するオンラインビジネス2種類について」など113の項目が5つのステップ(1つのことを完了させる・完了したことを継続させる・スピードを意識する・効率化と自動化を図る・「次の道」を探すために」ごとに紹介されている。

「地道に着実」の最短ルートが書かれた1冊です。

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