見出し画像

朝日奈杏(著)、柳澤綾子(監修)「ブーストブレス 20秒で体温も血流も上がるスゴい呼吸法」

・本書は、"誰でもなれる健康長寿"をモットーに、
ヨガ指導14年、延べ3.7万人を指導するほか、
身体と心を強化する「ブーストブレス」を考案。
自身の体温を37度キープし、
朝から晩まで好調な生活を送る体温管理士®︎の著者が、
痛みや肩こり、肥満、便秘など50の症状を改善する
「ブーストブレス」の実践方法および効果について解説した1冊。
・老化の大きな原因となるのが、体温と血流の低下だ。
身体の各部分へ流れていく血流が少なくなると、
末端まで血液が十分に届かず手足が冷えやすくなる。
つまり、血流が悪くなると体温が下がるわけである。
・逆に、体温が低いと、心臓や血管が鈍くなり、血流が悪くなる。
体温と血流は相互に影響し合うので、
体温が下がれば血流が悪くなり、血流が滞れば体温も下がってしまう。
・体温と血流は、免疫機能にも大きな影響を与える。
体温が上がると免疫力も上がるのだ。
・免疫細胞は、36.5度以上の体温で正常に働けるようになり、
そこからさらに1度上がると最大で5〜6倍も活性化する。
・肩こりや疲労感、貧血、憂うつ感など、
体温が下がり血流が悪くなることで引き起こされる症状、
不調は50以上といわれている。
・今現在、これらの不調に悩まされているなら、
体温と血流を上げることで緩和・改善の可能性があるし、
今は出ていない症状を未然に防ぐことも期待できる。
※体温と血流の低下が
身体にどのような影響を及ぼすのかについての詳細は本書をお読みください。
・老化を食い止めて、元気な身体を保つためのメソッドとして、
本書では「ブーストブレス」を紹介している。
・ブーストブレスとは、「血流・体温・筋力を全部、
短時間で効率よくアップさせる方法」だ。
これは、「呼吸」を使ったお腹の運動で、
寝たまま、座ったまま、じーっと立ったままでもできる。
・ブーストブレスを実践すれば、
自然に下がっていく体温を上げることが可能になる。
加齢に伴い、自然に落ちていく筋力を筋トレで上げていけるように、
ブーストブレスによって血流も体温も上げられる。
なぜならブーストブレスは「筋肉を鍛える」呼吸法でもあるからだ。
・ブーストブレスは、「ブースト筋」というお腹周りのインナーマッスルと、
お腹を凹ますシックスパックの筋肉(腹直筋)、
くびれをつくる筋肉(腹斜筋)を装飾したもので、
お腹を引き締めるコルセットの役目を担う。
・この筋肉を鍛えることで、
①やせ筋が目覚める!
②便秘もスッキリ!
③内臓を芯から温める!
という3つのパワーを覚醒させる効果があり、
身体にさまざまなよい影響を与え、実践したあなたをより健康へと導くのだ。
※ブーストブレスの実際のやり方については、本書をお読みください。
・本書は、「その不調、体温・血流の低下が原因です」
「『ブーストブレス』はここがスゴイ!」
「たった20秒で超カンタン!『ブーストブレス』をやってみよう」
「体温と血流がいっそうアップ!『ブーストブレス』応用編」という章で構成されており、
◇30歳頃から動脈硬化は起こり始める
◇老いは〇〇から始まる
◇「ブーストブレス」は「腹式呼吸」とまったく違う
◇ブーストブレスの基本
◇〇〇は体温を上げる最高の薬
といった、いつでもどこでもでき、
たった20秒で体温も血流も上がる
「ブーストブレス」について解説した内容となっている。
また、ブーストブレスの解説では、動画(QRコード)が収録されている。
筆者(高橋)は動画を見ながら「立ってブーストブレス」を
2分間実践しましたが、思った以上にブースト筋を使ったように感じました。
多忙な中でも、呼吸(ブーストブレス)を通じて
不調を改善するなど健康を意識していきたい方は、ご一読ください。
#瞬読アウトプット #1分書評
#Gakken #ブーストブレス #呼吸法
Amazonはこちら


いいなと思ったら応援しよう!