笠原章弘「オンラインストレス」不調は自分で治せる
・本書はのべ20万人の治療をしたゴッドハンド鍼灸師による自分自身の身体を手軽にセルフケアする方法を伝授した1冊。
・ストレス=外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態。
・ストレスには、
①良いストレス
②悪いストレス
③外部からの刺激の直後
④外部からの刺激の直後のその後
の4つに分けられており、今のストレスがどこに分類されるかを知り、どのように対応していくかを考える必要がある。
・本書はオンラインでのリモートワークにより、どんなストレスが生じて、そのストレスにより、どんな影響があるのか、マイナスのストレスをどのように回避していくのかを解説している。
・最もストレスを自覚するのは「人間関係」について。生きている以上、このストレスは避けられない。対応策として、
①自分の言動を変える
②自分への戒めだと思い反面教師にする
③気にしない
などがある。
・デスクワークにより、背中も丸くなりやすく、身体への負担が増え、肩こりや腰痛などを起こしやすくなる。
・パソコンの多用により、眼精疲労が生じて、視力低下などの症状がある。それだけでなく、イヤホンなどの多用により外耳炎や難聴になる恐れもある。
・オンラインでの不調の回避として、運動は必要。これまでの通勤時間を運動時間に変換することが第一歩。また、身体の不調のほとんどは食事からきているので、食生活を改善し、胃腸の調子を整えて、ストレスの軽減を図る。
・本書では、ストレスの種類について、オンラインによる身体の負担とそれで引き起こす症状(異常)、リモートワークのストレスから身体を守るセルフケアの方法、コロナ禍での生活習慣の見直し方を中心とした内容となっている。
今の状況だからこそ、読むべき1冊です!
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