JUNZO 「天体素人から星空マニアまでアンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」
・本書は、大学卒業後に就職したゲーム会社の仕事中に「人生ゲーム化理論」を着想し、その理論の検証のため会社を辞めて独立し、現在は自ら設定したゲーム目的をすべて楽しみながら達成した著者が、フトしたことをキッカケに銀河星雲映像化の面白さに目覚め「こんなに刺激的な趣味を、ごく少数の人しか楽しんでいないなんて「世の中間違ってる!」と憤り、「史上初の銀河星雲大ブームを巻き起こすこと」をゲーム目的に設定し、出版した1冊。
・長年、銀河や星雲は天体素人が手を出せるようなシロモノではなかったが、ここ数年のIT技術進歩のおかげで、今や誰でも(小学生でも)最新の一体型天体望遠鏡を使えばアンドロメダ銀河を目撃し、さらに写真撮影までできてしまう時代が到達している。
・天体機材は100万ぐらいするイメージがあるが、実は銀河や星雲を機材ゼロでも楽しめる方法があり、本書では銀河星雲を楽しむ方法を、機材価格別に5つのコースに分けて紹介している。そのコースとは、
レベル:1
機材費0円で巨大銀河を肉眼で目撃する「肉眼で目撃コース」
レベル:2
機材費1万5千円で銀河星雲星団を目撃する「双眼システムで目撃コース」
レベル:3
機材費約6万円〜で銀河星雲を目撃&撮影する「かんたん一体型天体望遠鏡コース」
レベル:4
機材費25万円〜で天文台並みの美しさで目撃&撮影する「王道 スタンダードコース」
レベル:5
機材費15万円〜で銀河星雲を目撃&撮影!
「王道 エコノミーコース」
である。
※5つのレベルの詳細については、本書をお読みください。
・銀河星雲は暗すぎて、肉眼で直接見ることはできない。しかし、例外の銀河があり、それは「天の川銀河」である。
・実は、天の川銀河は地球の一部であり、地球は天の川銀河内の端っこに存在している小さな1惑星にすぎない。
・天の川を肉眼で楽しめる場所は「暗い場所」と限られており、街明かりの多い都会では、楽しむことができず、街明かりのない田舎では、弱い光しか発していない天の川が、浮き上がって見える。
・しかし、地球上のどこが街明かりで明るい場所で、逆に街明かりがなく暗い場所かが一目でわかる「光害マップ」というものがあり、この光害マップで黒く表示されている場所に足を運べば、間違いなく天の川銀河を肉眼で(天体機材費0円)で楽しめることができる。
※本書では、光害マップを調べる方法ならびに、世界全体や日本各地の光害マップの画像が掲載されているが、詳細については本書をお読みください。
・本書では、「個人が撮影した銀河星雲証拠写真集」「銀河星雲趣味5つの魅力と疑問」「今日から銀河星雲を目撃するための3つの方法」「銀河星雲撮影の王道コース全12ステップ」「初心者のための天体ショップガイド」「著者の銀河星雲の関わりのヒストリー(小学校1年生から本書の出版まで)をスゴロク形式で収録」など、誰もが簡単に天体の世界に触れるきっかけをくれる銀河星雲大ブームの火をつけてくれるような内容となっている。
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