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【PR】川野いずみ「静かなリーダーが心理的安全性をつくる たった1年で働きがいが32%向上の秘密」
・本書は、開発チームリーダーとして、信販・クレジットカード系システム開発を担当し、現在は所属する会社の社員約2万人およびビジネスパートナー様を対象に、チームとメンバーの開花を目指す各種取り組みを企画推進する著者が、自身が働く会社の事例を紹介しながら、「心理的安全性」を職場でつくるためにどうすればよいか?という疑問に答えた1冊。
・心理的安全性の高いチームをつくるために必要なのは、「チーム」として集団を扱う以前に、互いが1人ひとりの存在を認め、相互信頼があることである。
・1人ひとりが自分の思いや意見を言葉にしようと思う前提には「安心感」が必要。互いのことを知り合うと、距離感が縮まり、安心感が芽生える。
※心理的安全性に必要な要素を4つの因子で説明しているが、説明しているが、詳細は本書をお読みください。
・著者が所属する会社の中で心理的安全性づくりの序盤に実施している取り組みに「もやもや吐き出し会」がある。
・これは、1人ひとりの見えないもやもや、不安を話し、見える化することで、心理的安全性における「話しやすさ因子」を向上させることをねらいとしている。
・「もやもや吐き出し会」を実施後に一番よくある感想は、
◇「他の人が考えていることがわかって安心した」
◇「自分だけが悩んでいたのではないことがわかって安心した」
というものである。
・また、メンバーの話を聞いたリーダーは、そのことについて今は何も対処できないと感じたとしても、同じ課題を感じていれば、自分も課題だと思っている、と伝えることが大切。
・他の人はどう感じているのだろう?もやもやを感じる自分がおかしいのだろうか?と不安になるメンバーは、他の人がどう感じているのかがわかるだけでも、安心なのだ。
・周囲がどう感じようとも、その人にある感情や解釈は、「もやもやがある」状態である。「もやもや」などの問題を見て見ぬふりをせず、皆で認めることがすべてのスタートになるのだ。
※著者の会社の心理的安全性をつくるためのその他の取り組みや、実施したメンバーがどのように変化していったのかについては、本書をお読みください。
・20代でプロジェクトリーダーとしてスマートにプロジェクトを運営し、力の持った社員がいたが、「自分が認められているのではなくら利益を出すロボットとして評価されている気がした」という理由から、転職した話が取り上げられている。
・その他にも、
◇地味な仕事も大変な仕事もコツコツと真摯に取り組むも、「上司とぶつかるくらいなら辞めます」と語った社員
◇メンタル不全で数ヶ月療養したメンバー
など、本書では、著者が過去に部下とのコミュニケーションで体験した、失敗談・ヒヤリハットも紹介されている。
・これらに共通しているのは、「部下が、上司には思いもよらない物事のとらえ方、考え方をしていた」ということである。
・上司と部下は、それぞれ世の中、会社を、自分の思考、解釈でできた「メガネ」を通して見ている。「自分ばっかり忙しく、メンバーがやってくれないとイライラしていたが、よく考えれば、自分が一度も他の人にお願いしていなかっただけで、お願いしたらあっさりやってくれた」など、気づいてみれば、自分がただ「メガネ」をかけて、自作自演で苦しんでいるだけなのかもしれない。
・そして、気づくことができれば、何か変えていけるはずなのだ。
※自分が知らない間にかけている「メガネ」に、自分ひとりで気づくのは簡単ではない。その「メガネ」に気づくためにどうすればよいか提案しているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「チームの心理的安全性のつくり方」「1人ひとりの開花」「心理的安全性を深めるために」という3部構成になっており、
◇著者の会社が実践している心理的安全性づくりの取り組み
◇心理的安全性をつくるリーダーとは?
◇メンバーの力を引き出す1on1ミーティングとコーチング
◇強みと軸の気づき方
◇心理的安全性を深めるための様々な事例紹介
など、著者の会社を通じて、心理的安全性はどのようにつくることができるのか、1人ひとりが快適に働くためにどのように取り組みをすればよいかについて解説した内容が収録されている。
チームと組織をよりよくしたい方は、ぜひご一読くださいませ。
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