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丸山久美子「緊張しても「うまく話せる人」と「話せない人」の習慣 」

・本書は、緊張しやすい性格で、ステージ上で頭が真っ白になる、手が震えてマイクを落とす、など数々の失敗を経験→独学で緊張と上手く付き合う方法や話し方を身につける→年間385本の仕事をこなし、これまでに人前で話す仕事を3000回以上経験する→現在、人前で話せるようになりたいと願う人々のために、オンラインスクールや企業研修、行政や商工会議所でのセミナーを通じて、緊張との付き合い方や話し方のトレーニングを提供している、という歩みを持つ「まるっと空気を掴むMC」の著者が、
◇ちょっとした挨拶
◇プレゼンや会議
◇イベントMC
などさまざまな場面で活用できる話し方の秘訣50について紹介した1冊。

緊張しても「うまく話せる人」と「話せない人」の50の習慣(一部)

01 [緊張しても]うまく話せる人は、
◯うまく話せる人は緊張との付き合い方を身につけ、
×話せない人は克服しようと無理をする。
・人間には、「防衛本能」(身の安全を守るため、生命を維持するため、無意識に作動する本能のこと)があり、緊張は、まさにこの防衛本能の一種である。
・慣れない場所にいたり、慣れない人と関わったり、慣れないことへチャレンジしているときに、「もしかしたら危険が潜んでいるかもしれないよ!」と、体のいたる部分を緊張させて教えてくれているのだ。
・緊張とは、「自分を守ろうとしてくれているサインであり、味方」なのだ。
・だから克服せず、「『守ろうとしてくれてありがと』」と受け入れて、上手に付き合っていけばいい」と理解したことで、著者は苦しみから解放されたのだ。
・緊張は克服しなくていい。上手に付き合う方法を探せばいいのだ。
※著者が緊張を克服しようとしたら、心と体を壊してしまったエピソードについての詳細は、本書をお読みください。

08 [緊張しても]うまく話せる人は、
◯イレギュラーは起こるものだと考え、
×話せない人は想定通りにしか考えない。
・人前で話すために、どれほど念入りに準備をして、どれほどかんばって練習しても、思った通りに話せることはほとんどなく、ほぼ毎回、何かしらのイレギュラーが起こる。
・著者が、これまでに3,000回以上のイベントで司会やMCをしてきたわかったのは、「99.999%、現実は思った通りにはいかない」ということである。
・イレギュラーが起こったときに必要なのは、逃げずに1人で踏ん張る力である。
・いざというときに踏ん張るためにも、あらかじめ「何かしら起こるんだろうな」と思っておくこと。心構えがあれば、いざそうなっても向き合うことができるのだ。
・著者がオススメする方法として、よくわからない現象を「魔物の仕業だ」と擬人化してとらえることである。
・緊張したときほど、思考が挟まり頭が固くなる。擬人化することで、ちょっと可愛く思えたり、面白く感じたりする。そのように思えたら、固くなった頭を柔らかくできた証拠なのだ。
・イレギュラーを「魔物の仕業にする」というのはふざけた方法に感じるかもしれないが、これも立派な方法の1つなのだ。
※著者がイレギュラーと感じた出来事(マイクが入らない)を「魔物の仕業」にしたエピソードについての詳細は、本書をお読みください。

・本書では、「マインド編」「日常の行動編」「話す準備編」「話す内容編」「話す技術編」という章で構成されており、
◇緊張と付き合うにはどうすればよいか?
◇日常ではどんな行動をとればよいか?
◇本番までにどのように対策をすればよいか?
など、緊張しいの著者だから生み出せた話し方の秘訣50が本書に収録されている。

緊張しいで、これからうまく話せる話し方を身につけたい方は必読です!

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