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八木仁平「一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド 世界一やさしい「才能」の見つけ方」

・本書は、大学卒業後に独立するも、お金以外の働く目的を見失い鬱状態になり、本当にやりたいことを見つけるため、独自の「自己理解」に取り組み、現在は3ヶ月10STEPでやりたいこと探しを終わらせる「自己理解プログラム」を提供する著者が、「あなただけの才能。見つけ、"一生ものの自信"を手に入れる方法」について紹介した1冊。

・「才能」は、一部の人だけに天から与えられるものと思われがちであるが、「才能」が見つからないのは、言葉の分類が足りていないからであると著者は語る。
・才能はすべての人にある。著者は、才能を活かしていない人は「陸にいる魚」、才能を活かしている人は「水の中にいる魚」と例えており、才能を活かせるようになったとき、今あるストレスは1/10に、成果は10倍になる。
・著者も、「人見知り」というコンプレックスを持っており、大学時代はコンビニバイトを2ヶ月でクビ、テレアポのバイトを1日で投げる、などの経験があり、人見知りを直すためにヒッチハイクに挑戦した。
・ヒッチハイクをしたことで、「自分の人見知りは変わっていない」ことに気づき、人見知りを直すことを諦め、「かんばらず無理なくできることをやろう」と決めた。これが、著者の人生の大きな転機になった。
・その後、毎日ブログを書き、開始から1ヶ月半で月100万円をブログ収入として得ることができるようになり、初めて執筆した本が、30万部の売り上げ、日本の2021年年間ベストセラーランキング(ビジネス書)でトップ10にランクインした。
※著者のエピソードの詳細は本書をご覧ください。

・才能の見つけ方のひとつに「5つの質問に答える」がある。その5つの質問のひとつに、「他人にイラッとすることは?」がある。あなたが他人にイラッとするのは、
□「自分だったらこうするのに」
□「自分だったら絶対こうしないのに」
と、「自分なら普通にできてしまうこと」であるからだ。「イラッとする」の裏側には、才能が必ず隠れているのだ。
・他人にイラッとしたときは、他人のできないことを指摘するのではなく、「その逆が自分の才能なんだ」と捉えること。
・それができれば、人間関係がとても円滑に進むようになり、人生はラクになる。
・つまり、イラッとする他人がいたとき、それはあなたの才能を教えてくれる(見つけてくれる)時なのだ。
※その他の質問に「親や先生によく注意されたことは?」「やっちゃダメと禁止されると辛いことは?」など合計5つがあるが、詳細は本書をお読みください。

・本書では、「なぜ、才能に気づける人と気づけない人がいるのか?」「学ぶと世界の見え方が一変する「才能の公式」」「自分の中に眠る宝物を掘り起こす「才能を見つける技術」」「あなたらしく輝けるようになる「才能を活かす技術」」「誰も真似のできない強みを手に入れる「才能を育てる技術」」という章で構成されており、「5つの才能が見つからない人の間違い」「才能の公式」「3つの才能を見つける技術」「2つの長所を活かす技術」「3つの短所をカバーする技術」「4つの才能を強みに育てる技術」など、自分自身の才能の見つけ方(自己理解)がわかるメソッドが紹介された内容となっている。また、巻末には自分の才能を見つけるための特典4点(才能の具体例1000リスト・才能を「見つける→活かす→育てる」300の質問など)が収録されている。

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