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静と動を操る:シャッタースピードが作り出すアート写真の世界
こんにちは。ichiです。
夏は渓谷や花火など「長秒露光」と呼ばれる
シャッタースピードを長くして撮影する被写体が多いですね☼
長秒露光を使った写真表現には、
星空や花火以外にもさまざまな魅力的があります。
以下にいくつかの具体例を挙げて説明します。
1. 光跡(ライトトレイル)の撮影
車のライト: 都市の夜景で車のヘッドライトやテールライトが描く光のラインを捉えることができます。これにより、動きを強調したダイナミックな写真が撮影できます。
星の軌跡(スター・トレイル): 星空を長時間露光することで、地球の自転によって星が動いた軌跡を円形に捉えることができます。
2. 水の流れの表現
滝や川: 滝や川の流れを長秒露光で撮影すると、水がシルクのように滑らかな質感で表現されます。これにより、動きのある水の美しさを強調することができます。
海岸線: 波の動きを撮影すると、海が幻想的な霞のような質感になります。
3. 人や動物の動き
人ごみ: 都市の風景で人々が歩く姿を撮影すると、動く人はぼやけて、静止している背景や建物が際立ちます。これにより、都市の活気や動きを表現できます。
動物: 動物園や自然の中で動物の動きを捉えることで、動きのある生き生きとしたシーンを表現できます。
4. 星空の撮影
ミルキーウェイ: 星空の撮影で長秒露光を使用することで、肉眼では見えにくい銀河系のミルキーウェイや星雲をより鮮明に捉えることができます。
5. 夜の建物や街並みの撮影
建物のライトアップ: 夜にライトアップされた建物や街並みを長秒露光で撮影することで、照明の明るさを均一にし、ディテールを際立たせることができます。
都会の夜景: 高層ビルや街灯が作り出す複雑な光のパターンを捉えることで、都会のエネルギーや雰囲気を表現できます。
6. 雲の動き
雲が流れる空: 長時間露光することで、雲が流れる様子を捉え、空全体が柔らかな流れのある構図に仕上がります。これにより、時間の経過や静かな雰囲気を表現できます。
7. 花火以外の光のアート
スチールウール撮影: スチールウールを燃やして回転させることで、火花が舞い散る光跡を捉えることができます。これは夜間に独特な光のアートを作り出す効果があります。
日中の明るい時間帯でも、NDフィルターを使うことで、
シャッタースピードを稼ぐこともできます。
例えば観光地で人が大勢いるけど、人があたかもいなかったかのように撮るには
NDフィルター(ND1000)で光をカットし
○○分シャッタースピードを開くと
観光客は消え、景色だけが残ります。
そんな使い方もありますよ(*'▽')
![](https://assets.st-note.com/img/1722407951225-8BgHYuIVTx.png?width=1200)
これらの写真表現は、長秒露光を活用することで、
肉眼では見えない世界を写真に収め、
時間の経過や動きを撮影することができます(^_-)-☆