今が過去を決める
9.6.日
おはようございます。
今日は久しぶりに朝からnoteを書いています。最近も引き続き部活をして勉強して帰る。(研究室がある日は研究室に行っている)
自粛期間に比べ、部活や研究室などのやるべきことが増えてきたため、自分の習慣化してきたことの継続の難しさを日々感じています。
今日は最近読んだ本の話をします。最近読んだ本とは「幸せになる勇気」です。
アドラー心理学に共感し、この本でとうとうアドラー心理学に関する本が5冊目になっていました。
今日のテーマは「今が過去を決める」です。
多くの人が高校そして大学と進学しその後就職する。
そしてその就職活動で自己分析というものをして、自分はこういう経験をしてきたからこういう人間であると振り返る。
多くの人は「過去の経験があったから今の自分を形作られる」というが、それはアドラー心理学的にいうと間違いである。
これがいわゆる原因論的な考え方と言われるものである。
ここで知っておくべきことは
過去の経験は、今の自分の目的によって意味づけが変わる。
ということである。
例えば高校時代、自分の担任の先生がすごく厳しい先生だったとする。
その先生にひどく「勉強しろ」と叱責され続けた過去があるとする。
その過去を今の自分が
①「あの先生のせいで勉強が嫌いになった。もう何もする気が起きない。最悪の先生だった。」
②「私が先生になってもっといい教師になる!そういう意味でもあのタイプの先生の教えを受けられたのはいい経験だった。」
この2つは過去は全く同じだが、自分の今の目的次第で過去の捉え方が全く異なる。
つまり自分の過去を今につながる原因論的に考えるのはほとんど意味がない。
過去に縛られ思い悩む人はこの2つの話しかしない。
大事なのは
今の自分がどうするかという目的論的考え
である。
つまり自分たちが考えるべきことはこの三角柱の裏側である。
つまり
これから自分が何かうまくいかないこともあるかもしれない。
そのうまくいかない現実に直面した時に
「あの上司が良くないからだ」
「もう少しタイミングが早かったらできたのに」
とか過去の話を原因論的に考えるのではなく、
うまくいかない現実に対して、「これから自分がどうするのか」と問いかけることが最も大事なことである。