猫好きが移住した先で開発した鹿肉健康ペットフード
猫猫しい話
私は猫が好きだ。いや、犬も好きだ。両方好きだが今はほんのちょっとだけ猫が好きだ。
ケツも拭かないのに可愛い。歯も磨かないのに可愛い。家壊すくせに可愛い。可愛いの一点突破で人類を懐柔した数少ない獣、それが猫。
個人的に猫の一番好きなポイントは、裏返したお腹のモフモフ絨毯!
あれがたまらない。
それとあの小っちゃい手首がプランと脱力しているところ!
あそこもたまらん。
そんでたまに返事する。さらには会話できる日もある。
そんな猫LOVE生活は、確実に私の人生の幸福度を上げている。
…だからこそ、健康で長生きしてもらいたい。
そんな想いから、自らペットフードを開発した夫婦の話。
移住の話
妻と二人で神奈川県から静岡県に移住した。
隣やんwと思われる方もいるだろう。
そのような人たちには、はい、そうですが何か?しかも神奈川県寄りの伊豆半島ですが何か?車で二時間半の距離ですが何か?とだけ言っておこう。
鹿児島から北海道なら気合いの入った移住である。
すごい。そんな人には拍手を送りたい。
そんなプチ移住をした際、私たちは「地域おこし協力隊」という制度を使った。簡単に言えば都会から地方への移住支援制度である。家や仕事などを行政がバックアップしてくれるというものだ。
で、私の仕事内容は有害鳥獣駆除とその活用であった。
鹿肉が手に入る環境である。
ならば鹿肉でペットフードを作れないか。
健康に気を使う人々や意識高い人たちは鹿肉は健康にイイと知っているようだった。
地域おこし協力隊の任期は最大で3年。一年目は有害鳥獣駆除業務で忙しかった。二年目からペットフードの商品化を模索し始めた。
乾燥器を買ってジャーキーにしてみて何カ月持つのか実験して細菌検査の会社にサンプル送ったり、真空調理で野菜と共にシチューやスープにしてみたりした。缶詰でミンチも考えたが、家庭用の脱気装置では完ぺきではないと知って論外となった。
冷凍なのか缶詰なのか乾燥なのか、試行錯誤にかなりの時間を費やした。
ペットフード決定
最終的に工場に発注して、「ジュレ状のおやつサプリ」の形に決定した。
なぜこの形になったのか。
色々時間をかけてリサーチをし、こねくり回した結果、ぶっちゃけると家で自力で作った商品はたかが知れている、という結果になったからだ。
鹿猪の被害は日本中で起きていて、ジビエ肉のペットフード化も全国で盛んである。そこで一番作りやすいジャーキーを選んでしまうと、市場が飽和状態になる可能性があり、最終的には価格競争に巻き込まれる。結果、稼ぎづらくなってしまう。
なのでしっかりとお客さんの立場に立って、どういった商品が安心で安全か、価値があって魅力的で、欲しいかどうか、を追求した。
また、その他の理由としては
・コスト面で冷凍商品だと在庫管理に大型の冷凍庫と場所が必要になる。乾燥だと賞味期限が短い。工場製品ならば常温で保管場所に困らないし、真空パックで賞味期限が2年あるので長く売れる。
・時間と予算があるのだからじっくり納得いく商品が作れる環境があった。また、市で初めての地域おこし協力隊だったので、ちゃんとした結果を出さなければならないといったプレッシャーがあった。
・同業者がマネしにくい商品を作る事が市場で生き残るテクだと考えていたから。事実、商品化までの壁は高かったが、今となってはその壁が防波堤になってくれていて、類似商品はほとんど見当たらない。
とはいっても商品が出来上がるまではかなり時間と労力がかかった。半年ほど工場と商品開発のやり取りをし、サンプルを作ってもらっては改善してを繰り返した。
そんなこんなで出来上がったのがこちらの商品☟☟
愛犬、愛猫の鹿肉健康ジュレ
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今ではリピーターさんも多く、評判も上々。気になる方はぜひ口コミを見てもらってから商品ページに行ってほしい。
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