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般若湯

2024/9/20(金) AM9:52記 

水曜,一人酒。

というか毎日,シングルプレーヤー。

生計者様(妻)をさておき,良い身分なもんである。

息子が帰宅後,さっさと風呂に入れて宿題を見る傍ら,グラスを傾ける子供部屋おじさん(37)。

一応,釈明しておくとそれまでに大凡の家事は済ませている。
炊事も一汁一菜は拵えている。


ただし,以下の病気を患っている。

センス×
サボリぐせ
腰爆弾

『実況パワフルプロ野球』病気一覧より一部抜粋


“仕事はサボっても生活はサボるな”
人知れず掲げたスローガンを胸に秘めて約2年。

般若湯のおかげで既に牙城が崩れ始めている。

そう言えば,このno+eも始めた当初は手書きしたものを転記すると息巻いていたが,最近は専らiPadのメモ機能に頼っており,本丸はとうに崩壊している。

これが百薬の長の効能かぁ。


という訳で今回はお酒の話。

冒頭に戻り,一昨日の夕方。

久米島の久米仙という泡盛を嗜んでいた。

家飲みでは蒸留酒がメイン。

理由はソーダや水,お湯で割るので長持ちする(気がする)から。
ストレートやロックでもちびちびと飲むので減りが遅い。

そんなお酒のお供にはグルメ番組がベストマッチ。
中でも居酒屋で飲み食いする番組は理想的。

よく視聴するのは,博多華丸・大吉の大吉さんとTOKIOの松岡 昌宏さんがゲストと二軒目をぶらり訪れるテレビ東京さんの番組。

『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜』

社会人になりたての頃は,よく口にしたり耳にしていた台詞だ。
まぁ田舎なので,どうするも何も毎回決まったようなお店だった気がするが。

兎に角,この番組の魅力は二軒目という体裁からか,まとめて収録しているからか,演者がそこそこ饒舌な状態で始まるところ。

リーズナブルなお店紹介が多い点もポイントが高い。

「般若湯を一つ……。」

そう言いたくなるような。

と格好つけたが,般若湯という言葉もこの番組で初めて知った。

昔,お酒の隠語として僧侶が用いていた言葉らしい。

仏教における五つの戒律の1つ,「不飲酒戒(ふおんじゅかい)」を掻い潜るために使われてきた歴史があり,お酒自体が悪いというより飲むことで,前の四つの戒律を犯す確率が高くなるため,定められたという謂れもあるとか。

山形にある陽Cafe(ひなたカフェ)というお店屋さんのHPで,素敵な記事を見つけたのでご興味ありましたら是非。


そんなこんなで,お酒を飲みながらの気ままなトーク番組のお話でした。
途中離席してトークを聞き逃しても問題ない。
洗い物しながら,会話が聞き取れなくても気にならない。

でも,意外と新しい知識を与えてくれる発言が時折,混じっている。

ここまでお読みいただいた方も2〜3名はいらっしゃると信じてお願いしておきます。
オススメの番組ありましたら,コメント欄でご教示いただければ幸甚です。


以上,我が家の傾城と般若湯により,これ以上心が乱されませんように。

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