恐怖の高速バス
2024/8/16(金) PM4:51記
夏の風物詩の怪談ではありません。
一昨日の水曜は,他店舗勤務のため高速バスで通勤。
いつも出勤する店舗までの距離と比べれば大体2倍。
高速バスと言っても時間にして1時間半強なので,途中でトイレ休憩はなく,車内にお手洗いもない。
これが私には何よりも恐ろしい。
出発前に済ませることは勿論であるが,多い時で午前中に3回はもよおす男である。しかも大。
トイレに行けない状況になればなるほど,深刻化する。
高速バス七不思議の1つ。そういう意味では,これも怪談かもしれない。
兎に角,排泄回数が平均的な方であっても,この謎の現象は共感できるのではないでしょうか。
その深度が常人の3倍〜5倍と考えていただければ,私がたった1時間半のバス移動に畏怖していることが理解できるはずだ。
ただ,この日は違った。
出発前に自宅で用を足してバスに乗り込み,モジモジしたり冷や汗をかかずに目的地まで到着したのだ。
はっきり言って,かなり珍しい。
大体,バスが出て30分後には体勢をこまめに変えたり,呼吸を整えたりなど効果があるかも分からない奇行に走り,気を紛らわしているからだ。
これまで高速バスで通勤した回数を正確には覚えていないが,10回以上は乗っている。
だが乗車中にもよおさなかったのは,これが初めてに近い。
こんな日もあるんだなぁと,いつもは便意のせいで耳に入ってこないラジオを聴きながら,仮眠までできてしまった。
相田 彦一状態。
アンビリーバブルや。
今日は何か良いことありそう。
そう思いながら仕事を終えて,帰りのバスに乗り込んだ。
調子に乗ってアイスコーヒーなんか買っちゃったりして。
案の定,到着して降車するやいなや駅のトイレを拝借する羽目になった。
散々,お店でトイレをしたが関係なかったようだ。
むしろ,加速させたまである。
恐るべし,高速バス。
以上,次回は往復で幸福な通勤時間を過ごせますように。