七月六日は麦茶記念日
2024/7/7 AM8:58記
私の生まれ年に刊行された有名な歌集にあやかろう。
そう思わせてくれた出来事が7月6日に起こった。
起こったというか自らしでかしたという方が正しいかもしれない。
ともあれ,この日を麦茶記念日とさせていただく。
見出し画像の通り,麦茶を買い過ぎた。
ただ,それだけのこと。
こんなくだらないことでも一応,物語はあるので結果に至るまでの過程をお読みいただければ幸いです。
事の顛末はこうだ。
息子の学校で開催される親子活動なる行事が,来週金曜に予定されている。
実施時期や内容,参加人数の集約,資材調達などは各学年毎に2名ずつ配された学年部なる役員が取り仕切る。
この親子活動のナビゲートに加えて,年2回の学年懇談会の司会くらいで,特に苦労することはないという前任の方のお話があり,どうせ卒業までに何かしらの役員になることは避けられないので,安易に引き受けたのである。
ペアになった他クラスのお母さんと相談し,親子活動は前年と同じ内容に決定。
準備が手っ取り早いと思ったからだ。
楽しい楽しい木工クラフト体験。
動物が模られたマグネット付きの工作。
冷蔵庫にプリントやチラシが可愛く貼れちゃうよ!という使い道以外思いつかないが,パーツをボンドでくっつけて,色塗りする位の簡単なもの。
6種類の動物から子供たちが好きなものを選ぶので,事前にアンケートを取り集約して発注するという流れ。
その他,日時や持ち物なども記載したお知らせを作成。
まぁ去年のコピペで良いだろう。
1人当たりの予算が¥800で,クラフトは¥400/個なので,2つ選んで貰うフォーマット。
一応,アンケート作成前に発注先へ種類と価格に変更がないか確認。
値上がりの事実発覚。
……¥500/個になったらしい。
余った¥300/人の予算の使い道を考える必要が出てきた。
余るなら良いじゃん!
そう思う方もいるかもしれない。
一般的な企業にお勤めの方であれば共感して貰えるはずだが,予算は基本的に使い切るのが前提である。
まぁ別に学校の一行事における予算管理などシビアに考えなくても良いのかもしれないが。
とにかく前年の軌跡をそのまま辿ることが不可能になった。
とりあえず発注先の施設の方にお願いして,当日インストラクターをお呼びする調整をした。
その講師代を払ってもまだ¥200弱余る。
面倒くさい。
学年部を引き受けた時点で予想はしていた。
大変じゃないなんてことはないと。
槇原敬之さんの名曲を彷彿とさせる。
ふむ。どうしたものか。
ここまでお読みいただいた辛抱強い方は,察しがついたかもしれない。
ようやく麦茶の出番である。
余った予算を飲み物代に充てようという腹づもりだ。
アルコールと乾き物にしたい気持ちをグッと堪えて,アレルギーやカフェインなどを考慮し,麦茶とミネラルウォーターをチョイス。
その数合わせて約100本。
合宿か何かですか?笑
100本で足りるのか?
桜木の声が聞こえてきそうだ。
さて,ここまでの準備,本来我らヘル・ミッショネルズ2人で進めるはずのタスクをほぼほぼ私1人でこなしてきた。
コンビの片割れであるビッグ・ザ・武道はアンケート集計のダブルチェックをしたくらいである。
元々この程度のことを後回しにするのが非常に嫌なタチで分担するくらいなら,こっちでやった方が早いと踏んでのことなので,それは良い。
あとは当日までに飲み物を買うだけという状態。
代金を立て替える必要があり,念のため紙の領収書を貰える実店舗が良いかと思い,市内で調達。
できれば先月末までに何かのついでに購入した方が,もう一方に連絡しましょうということで落ち着いた。
個人的な事情だが車がないので,しばらく静観していた。
率先してやったとは言え,ここまで準備してきたアドバンテージが多少ある…はず。
……今月になっても,一向に連絡はない。
この日は土曜だが,私はたまたま休み。
妻の車を貸して貰える。
大好きな資源ゴミ集積所に行く用事もある。
はぁ……。
仕方ない。
買いに行くかぁ。
という訳で家の冷蔵庫がペットボトルで埋め尽くされましたという麦茶記念日でした。
以上,このお茶が良いねと皆が言ってくれますように。
追伸.
まだ1人当たり¥20弱余っており,使おうと思えば使えるので,後はここまで鳴りを潜めているネプチューン・キングの手腕にお任せしました。