上・京・物・語〜平日昼間にビーズを眺めるおじさん〜
2024/11/2(土) PM12:45記
ラン ラララララランランラン そんなメロディーを歌いながら一昨日,文化学園服飾博物館に行って参りました。
『世界のビーズ展』
妻が先んじて観覧してきたらしく,アパ店(アパレル店員の略)なら絶対見ておいた方が良いと,日帰り弾丸東京単独ツアー敢行の背中を押してくれました。
我が家の最後の将,慈母星に感謝です!
私が訪れた時間帯,周りを見渡せば来場者は女性ばかり。
おじさんの割合は10%未満でした。
平日昼間ですからね。
しかし流石は花の都,大東京。
元を取るため何周もしてパネルの文字をくまなく読んでいる私に,白い目を向けるような方はいませんでした。
多分。
ただ世界各地のビーズが展示されているだけでなく,素材や歴史,流通などの説明も細やかにされており,デザイナーズのアーカイブ作品を拝ませていただきました。
アール・デコの片鱗を垣間見ることができ感無量。
普段のコーディネーションのヒントに昇華することは,中々に難しいと思いますがアイテム選びの一助になりそうな予感。
服飾にご興味ない方も楽しめる展示でしたし,ビーズ展が終了した後の企画も面白そうだったので,ぜひ訪れてみてください。
2万円近い交通費を支払って,500円の入館料で見学できる展示を楽しんだ後,都会の人が羨ましくもなりましたが,非常に満足できた一人旅。
書籍も出ているようなので,遠方で来館が困難な方はご購読のほど。
館内は撮影禁止でしたが,エントランスの壁画や椅子は写真OKだったので,田舎者丸出しでパシャパシャしてきました。
2時間近く見学し博物館を後にしました。
先人たちの美的センスに感化されたような気になって,次は洋服屋へ。
南青山に移店した『sumday』という古着屋さん。
10/31(木)14:00〜プレオープンというお知らせをInstagramで拝見していたので,この機を逃す手はない。
購入時,ショッパーにホッチキス止めされていたカードが入場券とのこと。
友人の結婚式で約1年前にお邪魔して,MISSONIのカーディガンを買ったっきり。
捨てちゃったかな……。
でも私のことだから残してるはず。
あった!良かった!
私の中に住んでいるジャムの瓶を捨てられないお母さんありがとう!
「突然君からの手紙〜」
爽やかな声が駆け巡る。
「今すぐ逢いに行くよ 無駄に遠回りしても」
という訳で,ウロウロ迷いながら何とか辿り着き,私のマスターピースとなりうる洋服と,妻への贈り物を購入して,弾丸東京ツアーは幕を下ろしました。
以上,我が旅路に一片の悔いなし!
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