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屋台ラーメンの椅子は,瓶ビールケースが至高。
2024/8/27(火) PM5:33記
火葬場を後にし,納骨を済ませた。
庇も影もないお寺の暑さにやられた我々親族一同。
銭湯でさっぱりした後,夕飯は焼肉屋。
肉の塩分と脂をビールで流し込む。
悪魔的。
帰宅後は,甥っ子お待ちかねの麻雀大会。
連日,日付を跨ぐ。
悪魔的。
流石に疲れたのか,0時過ぎ雀鬼から解放される。
暴君が眠りについたことを確認し,屋台のラーメンへ。
昔は,遅くまで多くの屋台が出ていたが,今はどうだろうか。
久しぶりに地元の夜の商店街を弟と訪れる。
上の甥っ子(雀士ではない方の)もついてきた。
灯りの少ない商店街。
真夏でラーメン需要が少ないとは言え,私が甥っ子くらいの年齢の時は,もう少し賑やかだった。
アーケードの端から端まで確認していないが,やってなさそうな気配。
ちょっと来るのが遅かったかなぁ。
諦めかけたその時,屋台ではないがぼんやり灯った電球の光が。
そして店先に『ラーメン』の幟。
扉はない。
アーケード下の歩道に面した屋外に長テーブルと椅子が並べられており,店の箱は厨房のみ。
移動車販売の形態ではないが,ほぼ屋台と言っても差し支えないだろう。
椅子は勿論,瓶ビールケースの天地をひっくり返して積んであるアレ。
屋台ラーメンの椅子はこれか,重ね置きできる安っぽい丸椅子でないといけない。
そのインテリアコーディネートが,ラーメンの味わいを左右すると言っても過言ではない。
思った通り美味しかった。
地元の屋台には珍しいこってり系。
おじさん2人と小学生,深夜に外で見るマッチングとしては不自然ながら快く受け入れてくれたので,利益率が高い(と思われる)リカー類もラーメンをアテに2杯飲み干して退店。
麻雀のテーブルと椅子もビールケースに変えてやろうかな,そんなことを企みながら帰路に着く8月23日の深夜1時でした。
そして,2泊3日の帰省を終え,約12時間後には住んでいる町へ。
駅に着いて辺りをぼーっと眺める。
ここには屋台はないんだよなぁ。
自治体により色々な制約があったり,そもそも需給の問題で成立しなかったり,屋台がない町も多いとは思いますが,なくならないで欲しいと染み染み思うのでした。
以上,ぼんやり灯るあかりが消えませんように。