短い話5〜ファッション〜
2024/11/9(土) PM6:25記
昨日お昼過ぎ,息子が通う小学校へ。
呼び出し食らった訳じゃありませんよ?
家庭科の授業で子供たちのミシン操作を補佐する地域ボランティア。
気取った格好をする必要は全くない。
しかし普段出かけない,こどおじ。
たまには高揚する洋服を着なければ。
仮にも洋服屋の端くれですから。
先日,東京の古着屋さんで入手した『DRIES VAN NOTEN』のジャケットを羽織ろう。
デッドストックらしい防虫剤の匂いが何とも香ばしい。
校内で異臭騒ぎにならないか一抹の不安。
まぁいつか着てるうちに柔らぐでしょう。
それにしても気分が上がる服というのは良い。
自分がワクワクする服でないと,店頭で勧めるのはストレスが溜まる。
何より不誠実だ。
相手が高揚しているなら問題はないのだが,どこか後ろめたさが残る。
だから無理に買わせないよう,暗に他も見てみてくださいと誘導することもしばしば。
雇われの身なので,制服的に取扱商品を着用して仕事をしています。
それもやむなしと考えているのがパートの私だけなら良いのですが,社員さんも自身が心底ワクワクする服だから推薦している!という様には,あまり見えなくて。
他のスタッフさんも休日は気分が上がる装いをして,発散していることを切に願う。
リセットすることと自分の好きを再確認するために,好きな服を纏うって大事なことだなぁと感じたミシンボランティアの道中でした。
以上,部屋着で出勤する日が減りますように。
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