データは嘘をつかないよ
2024/6/29(土) PM6:47記
6月26日(水)は勤務先店舗の定休日。
しかし,当方は1人出勤。孤独のパート。
超アナログな店が令和になって,ようやくバーコード管理を導入し,約半年。
商品のバーコード登録が概ね終了したので,いよいよ棚卸し作業もバーコードリーダーを使ってピッピッピッと勘定しようという算段である。
作業実施日として,商品移動や販売業務が発生しない定休日が無難だろうということで,平日休みの私に白羽の矢が立ったという訳です。
(他店舗もパートさん社員さん1名ずつ出勤)
今までは印刷した棚表に手書きでカウントした後,エクセルに転記するということを毎月やっていた。
営業中に実施していたので,中断したり売れた分を後で修正したりなど人為的なミスは避けられない。
その点,今回のように文明の力に頼ればミスは格段に減らせる。手書きしたものをエクセルに入力すると言ったムリ・ムダもなくなる。
しかし,棚を数えるという作業時間だけに焦点を当てれば,実は手で数えた方が早かったりする。
1か月動きのない商品は数えなくても分かるし,まとめて袋に入っているものや,タグが隠れているものなども外から判断できるので,数えるのに苦労しないからだ。
バーコードリーダーを使用するということは,データを採取するということなので,基本的に全ての商品のタグにかざす必要がある。
これが非常に厄介で,袋から出したりハンガーから外してタグを引っ張り出したり,附帯作業が多い。
陳列方法やストックの整理を見直す余地はあるが,月イチの作業に照準を合わせても日常業務に不都合が生じる。
パッと見の格好良さだけに囚われず,業務を円滑に行える陳列や収納を考慮しつつ,景観も損なわない工夫に余念がないお店というのが真にオシャレなのだと思うが,言うは易し行うは難しである。
ともあれ,想定より時間がかかったものの何とか定刻までに終わらせることができた。
手書きによる棚卸しよりは,精度の高い情報が得られているはずだ。
データを処理するための箱もこちらで用意させていただいたので,どう料理するかは社員さんにお任せすることとしよう。
皆さんが校内ランキング戦で手塚 国光に敗れた乾のようにならないことを切に願いながら,5番線のホームに向かう私なのでした。
以上,どうか「まだまだだね」などと言われませんように。