看護師を復帰したのは、派遣ナースから
離婚して3ヶ月目に、実家を飛び出して働き始めた他府県の病院。
今まで、大学病院しか経験なかったので、ほんとちっさくて、
えっ、3階しかないの?!
何か、全体的にアットホームです。
婦長さんもめっちゃ優しいし、
みなさん!大切なのは愛です!今日も1日愛を持って接してください!
なんて、朝礼で言われた時は、ずっこけそうになりました。
大学病院では、した事ない処置で自信がないと言えば、誰かが嫌な顔せず、ついてきてくれたり。
東京と違ってめちゃくちゃ温かい。よく教えてくれる。
無駄話も適当にして来るし
ピリピリ感がない。
何より、意地悪する人がいない。
夏になったらみんなで近場に泳ぎに行こうとか、
社員になったら、社員旅行は、2つのグループに分かれてグアムやから、
社員になってー
とか言われたり。
何か不満があったら言ってと言われたり、
え?どういうこと?!
何だか、わたし、とても気持ちがいい。
こんなに扱いが変わるものなのか。
とは言っても、整形外科など初めての分野。
わからない事だらけ。緊張感はありました。
でも東京の時みたいに、今すぐ逃げ出したい感はなく、そこそこの緊張と穏やかな感じで自分らしく過ごせました。
忙しくない訳ではなく、残業も適度にあって
超忙しくなると、いつも、色黒の可愛いとは言えない看護師が「もうさーこんな職業やめて、水商売とかしようよ?男相手に、何とかなるわよとか言ってさ。その方がお金いいんちゃう?みんなで変更しよー。」
とお決まりで言い出すのが、可笑しかった。
昼休憩はもっぱらなんて事ない…くだらない恋バナ。
なかなか面白かった。
そして、この病院は何でそんな設計したの?!
って言うくらい、廊下にカーブのある病院で、
ストレッチャーや、車椅子で患者さんを急いで運んでいる時なんか、
何も考えていないと、向かってくる同じく車椅子やストレッチャーなどと、ぶつかりそうになる。
ぶつからない様に、結構、神経を要する変な造りでした。
面白かったのは、整形は、救急が多くて、いつも救急外来の若い看護師が「お願いしまーす!」と外来から病棟に患者さんを運んでくるのだけど
白衣に透けるパンツが、派手すぎて、今日は水玉やーん!
今日はストラップやーん!
で、運ばれてきた患者より、病棟スタッフはそっちを見てしまう。
目に余った医師が、みんなの前で注意したけど、
次の日もまた、派手な透けるやつ履いて患者さん運んで来て、面白い病院だったなぁ。
ドクターは、常駐が2人で、大きな病院から派遣が夜勤や、休日だけ来て、ぐるぐる回してる感じでした。
なので、ドクターコールはとてもしにくい。
大学病院と違って、研修医に聞くとか、頼むとかできない。
けど、大学病院だったら、研修医のミスを被るとかもないし
大学病院は間違った指示や、変更されていない指示を書き直ししてもらうために残業とか、腑に落ちない事が多かった
けど、
ここは、慣れているドクターばかりで、そもそも指示のミスなど、無い。
大学病院と違って、ドクター関連のストレスが無い。
それがすごいと思いました。