シルクロード再び、元夫の名前で向かう

派遣で、金を手にして、先々の就職先も決まった事だし、

シルクロードの続きの予定を描きました。

中国、パキスタン、インドで帰国。

中国は2週間ノービザで滞在できるけど、パキスタンとインドはビザが要ります。

その手続きも、早くしたくていてもたってもいられなくて、郵送じゃなくて、直接大使館へ行って、個人で申請とは、どんなものなのか?

と味わいに行きました。

その国の大使館の周りにはその国の物産展があり、その国の人たちがいる。

大使館は日本語も通じるし、問題ないんだけど


パキスタンのビザはひと味違ってて、

英語で、この国に入る事に自分で責任を取りますか?

YES

取材じゃないですよね?

YES

危険情報が出ていますが、どうしても行きますか?
YES

とか、はっきり覚えていないけど、和訳もよくできなくてわかんないけど、

長文で、ものものしい質問が並んでて、ん?と身が引き締まった、

大使館にあるパキスタンの地図、危険地域の黄色🟰あんまり言ってほしくない
オレンジ🟰行かない様に
赤🟰退避を勧告します。

の、オレンジが多く、赤もところどころ示されていました。

ヤバいじゃん。

ビザの申請は、保証人は親。

職場はまだ働いてないけど…予定の職場、

緊急連絡先実家。


パスポートは離婚後、名前変えるのが面倒くさくて

この世に存在しない元夫の苗字と私の名前で申請。

存在しない名前なのに、一切引っかかる事なく、スルー。

申請、受け取りと2カ国4往復しましたが、何の問題もありませんでした。

ビザが取れたら、チケットも取れます。
また、元夫の名前でチケットが発行されました。

あまり良い気分ではないけど。

今回は一気に、国内線で片道切符のウルムチまで飛んで、

電車でカシュガルへ行きました。

あ、そうそう、この景色、もう一度見れて嬉しいです。

なんていうか、白樺に、黄金色の葉が延々と続くこの独特な世界。

この先には一体、何があるというのだ!

そんな素敵な世界、シルクロードに、また、西へ西へと進んで行きました。

この時、カシュガルを終点に、西へは電車がなく、バスになりました。

季節は悪く、かなり寒かった。

旅行客は全くいない。

地元の人ばかりで、落ち着かない気分が再びやってくる。

どのくらい時間がかかるのか?
ガイドブックなど当てにならない。

中国から、パキスタンはどんな国境で無事に抜けられるのか?!

めちゃくちゃ緊張です。

どうなってしまうのか、不安なのに、行ってしまう。

砂漠なのに雪が降り積もってて、色の濃い人たちが沢山一緒にバスに乗っていて、

西へ西へと移動するたびに、

なんていうか人々の顔が、イラン系?イタリア系?(行った事ないけど)に変化していくのが面白くもあり、怖くもあった。

休憩では、色とりどりの美しいスカーフをした女性たちが、ナン(でかいパン)とか、売りに来て

それを買っては食べる。

山で、砂漠で、毎日青空で、とんでもない綺麗な湖があって(空が反射して、濃い青色の湖です)雲ひとつない直射日光が眩しい。

ここが、タシュクルガンという場所らしい事を知った


何人か降りて行ったが、あたり一面、雪とか砂漠で

あの人たちは何処へ向かうの?家はあるの?不思議な絵本を読んでいる様に見送りました。

西へは西へと進み道の世界へ行って来ました。


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