クズになりたいと思うとき。
ときどき、どうしようもないクズになりたいと思う。
社会的なクズのほうが、努力し能力を持った人間より人のために存在しているんじゃないかと思う。
自尊心は人が生きるために必要なものの一つって聞いたことある。
優秀だと言われる人物は、時に他人の脅威になる。
能力や技術が秀でている人は、他人の自尊心を容易に破壊できる。
だから、自ら優秀でいて且つ他人の脅威にならないようにするには、爪を隠すしかない。
爪を隠すのは、すごくストレスがかかる。
...なんかすごい傲慢な考えになってる気がするけど
誰にでもあると思うんだよな、
子どもの頃は、できるのにやらない子だと先生たちから思われてた。
やらなかったというより、やれなかった。
人前で頑張ることは、自分の能力や努力の姿を誇示することで、自己誇示の欲求がみんなにバレたら、そしたらみんなから嫌われると思ってたから。
いや今でもそう思ってる。
殊に、できる子どもって時に大人にとって脅威になる。
子どもは、がんばることが、できるようになることが良いことだって言われるからやってるのに、大人の自尊心やプライドを脅かすようになると途端に押さえつけられる。
褒めてもらえると思ったら、大人の能力で張り合われる。
能力や努力を見せることは、よくないことなんだと知らされる。
隠すようになる。
隠すうちに、隠すくらいなら身につける必要もないんじゃないかと思ってしまう。
まあ、クズと認識されて自分の自尊心を保てるほどの強さは、今の私には無いのだがね。