「彰往察来」を 考える
しょうおうさつらい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昔の出来事を明らかにして、これから先のことを予測すること。
「彰」は明らかにするという意味。
「察」は様々な事情を考えること。
「往(おう)を彰(あきら)かにして来(らい)を察(さっ)す」とも読む。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「彰」 ①りっぱな文様が外に現れる。表す。あきらかにする。
②あやもようがある。美しいかざりがある。かざり。
「往」 ①ゆく。いってしまう。
②目的地へ向かってゆく。ゆき。
「察」 ①物事にくわしく通じて、あきらかになる。くわしく知る。よく見て、しらべる。
②おしはかる。思いやる。
「来」 ①こちらへ近づく。くる。こさせきたす。
②現在の次に現れる。
「彰往」
過ぎ去ったことを明らかにして
「察来」
これから来ることを察する。
「彰往察来」
過ぎ去ったことを明らかにして
これから来ることを察する。
過去の出来事をしっかり検討して明らかにし、将来の事を予測すること。
なんとなく
似ている四字熟語を思い出します。
「温故知新」
故ふるきを温たずねて新しきを知る
似ています。
同類の四字熟語と言えるでしょう。
いいなと思ったら応援しよう!
![めだまオヤジ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2955601/profile_009a04dd71429c44d900d9c3ad9f5c13.jpg?width=600&crop=1:1,smart)