「彰往察来」を 考える

しょうおうさつらい
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昔の出来事を明らかにして、これから先のことを予測すること。
「彰」は明らかにするという意味。
「察」は様々な事情を考えること。
「往(おう)を彰(あきら)かにして来(らい)を察(さっ)す」とも読む。
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「彰」 ①りっぱな文様が外に現れる。表す。あきらかにする。
②あやもようがある。美しいかざりがある。かざり。

「往」 ①ゆく。いってしまう。
②目的地へ向かってゆく。ゆき。

「察」 ①物事にくわしく通じて、あきらかになる。くわしく知る。よく見て、しらべる。
②おしはかる。思いやる。

「来」 ①こちらへ近づく。くる。こさせきたす。
②現在の次に現れる。

「彰往」
過ぎ去ったことを明らかにして

「察来」
これから来ることを察する。

「彰往察来」
過ぎ去ったことを明らかにして

これから来ることを察する。

過去の出来事をしっかり検討して明らかにし、将来の事を予測すること。

なんとなく
似ている四字熟語を思い出します。

「温故知新」
故ふるきを温たずねて新しきを知る

似ています。

同類の四字熟語と言えるでしょう。

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めだまオヤジ
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。