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BAKENEKO DIARY

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飼い猫が交通事故で瀕死の重傷に。安楽死させるべきか、回復を目指して治療するべきか。治療を選択してからも、食道チューブでの給餌、傷の消毒、エサの選び方等、難題に直面する日々。危機を…
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#猫記憶力

ー安楽死を宣告された猫との35日間ー 1日目

BAKENEKO DIARY /DAY 1. 事故発生  娘のSを塾に送って、帰ってきた。月曜日の夜7時頃。もうすぐそこが家という交差点を左に曲がると、前の車が減速した。その前に、白の軽自動車が1台停まっている。しかし先には、遠くの方にヤマト運輸のトラックが停車しているだけで、なぜそこで軽が立ち往生しているのかわからない。 軽の運転手さんが降りてきて、前の車の人に話しだした。身振りから、何かをよけたいから、もう少しバックしてくれと言っているようだ。この時はまだ想像していなか

ー安楽死を宣告された猫との35日間ー  19日目

BAKENEKO DIARY /DAY 19. 猫の記憶力  散歩をはじめて数日経ち、ミータは外に出るときには「リードを付ける」ことを覚えた。外に出たいときは洗濯干し場に行き、リードを装着してもらえるのを待つ。まず頭を通すと、右足はすぐに自分で適正な場所に入れられるが、麻痺の残っている左足はできない。なので、私がそっと左足を持ち上げて左足用の場所に入れるが、痛みがあるのか「ニャア」と小さく鳴く。リードを付けるのは、”嫌々“という感じで少しかわいそう。  元気が出てきたからか、