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BAKENEKO DIARY

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飼い猫が交通事故で瀕死の重傷に。安楽死させるべきか、回復を目指して治療するべきか。治療を選択してからも、食道チューブでの給餌、傷の消毒、エサの選び方等、難題に直面する日々。危機を…
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#やっぱり猫が好き

ー安楽死を宣告された猫との35日間ー 1日目

BAKENEKO DIARY /DAY 1. 事故発生  娘のSを塾に送って、帰ってきた。月曜日の夜7時頃。もうすぐそこが家という交差点を左に曲がると、前の車が減速した。その前に、白の軽自動車が1台停まっている。しかし先には、遠くの方にヤマト運輸のトラックが停車しているだけで、なぜそこで軽が立ち往生しているのかわからない。 軽の運転手さんが降りてきて、前の車の人に話しだした。身振りから、何かをよけたいから、もう少しバックしてくれと言っているようだ。この時はまだ想像していなか

ー安楽死を宣告された猫との35日間ー  34日目

BAKENEKO DIARY /DAY 34. だから猫が好き  明日は10日ぶりにミータの診察のためZ 動物病院に行く。まだ冬休み中の娘のSも「ミータがもう大丈夫かどうか聞きたい」から付いてくると言う。 「ミータ、明日は病院だからね。」 じろりとこちらを見るミータ。「なんか用?」とも言いたげなふてぶしい表情がかわいい。 「わかった? 明日は病院に行くんだよ。」 言いながら、ふと思った。私はいつから、まるで人と話すかのように猫に話しかけるようになったのだろう。なぜ、猫