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【音盤窟レコード】主宰 塩化ヴィニールの溝に刻まれた凸凹は、その時代を閉じ込めてる。 針を落せば、時代が、世相が、あの空気や気配、あの時に聴いた瞬間へタイムスリップする。 https://onbankutsu.thebase.in

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マガジン

  • 【鉄面皮日記】

    日々の暮らし書きます。備忘録としての機能。 厚顔無恥うち、続けよう。 鉄面皮日記、という表題にしよう。 安心し給たまえ、君の事を書くのではない。 鉄面皮、このお面をかぶったら大丈夫、もう、こわいものはない。

  • 【映画観覧記】

    映画の感想を、お絵描き付きで発表してみる試み。映画は一日に一本は観る。 多い日には3本とかいってしまう。 これは酒の肴のようなもので、夜長の楽しみのひとつ。

  • RAT RACE

    "ネズミの競争"と称しやってるバイト遍歴シリーズ。 先は長いですが50年以上も生きてりゃイロイロやってます。 誰かしらにこれを反面教師として生かせてもらえば幸い成り。

最近の記事

【鉄日】24/11/14. 紅葉の効用。

西田敏行が逝き、フィル・レッシュ(Grateful Dead)、クインシー・ジョーンズ、楳図かずお、、、 お馴染みの顔がどんどん消えていく。 先日は高倉健さんの命日ぢゃないですか、すると菅原文太も近付き、早10年も経ってしまう。 当たり前田のクラッカーですが、誰が居なくても世界は素知らぬ顔。 自身の胸は破れてしまっていても、生きていく所作は続けていかざる得ないんです。 しからばグレイト余生をドライヴし、生き切っていこーぢゃないか、と願いましては〜。 季節は巡り目前には冬、今

    • 【鉄日】24/10/28. 通りゃんせ魔都リックス。

      全行程 1,140km 【往路】福井県大野市 ~110km~ 岐阜県リバーパークおぶさ ~60km~ 名古屋 ~250km~ 静岡 ~225km~ 東京 (645km) 【帰路】東京~神奈川~山梨~長野~岐阜~福井 (495km) 先週いっぱいお休みを頂戴し、デス・シャドウ号(軽トラ)との旅路。 高速道路は使わず下道をのんびりいくお気楽旅、荷台にキャンプギアを載せ、行き先はそん時に決めていく。 今の時代、ケータイのナビはとても重宝、昔は地図広げてすったもんだだったが、コン

      • 【映観】『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(2024)

        『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(Joker: Folie à Deux)』 監督・脚本: トッド・フィリップス 出演: ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ 映画を観たらスタンプ一個捺印されるポイントカード(8回満了)で今回無料。 だけれどこの制度は廃止され、次回からはネット経由で会員になってください、とのこと。 なんでもかんでもそれだなぁ〜、と思いながら、いざ映画館。 (ここで妄想入れば、案内嬢と一緒に歌っ

        • 【映観】『ジョーカー』(2019)

          『ジョーカー(Joker)』 監督・脚本: トッド・フィリップス 出演: ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ ええ!もう公開から5年も経ってしまったのですか!? 余りにも早いので、もう映画の中に籠るしかありません、フィルムの中では歳取らないゾ、と。 衝撃的な映画でした。 もちろん公開時に映画館で観ました。 何から手をつけたらいいのかよくわかりませんが、とりあえずここ数日でこの辺りを見返してみた。 僕は「バットマン」がアメコ

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        記事

          【鉄日】24/10/10. 気も漫ろ。

          陽光が柔らかい。 20度前後の気温は、日陰では寒いけど日向へ行けばとても心地よい、 すっかり秋模様、夏の地獄のキラーな灼熱もどこ吹く風、なんだい妙にくすぐったい風もいいじゃないか。 トンボは式神、 栗ドングリ松ぼっくりゴ〜ロゴロ、 キノコニョキニョキ、ススキざ〜わざわ、 こりゃあ秋認定。 秋の森、 イノシシがあちらこちらの土を掘り起こし痕跡を残してる。 一回追っかけまわされたのでとてもビビってる。 なんでもクマ(成獣)も、ここら辺りで見かけられたらしい。 僕自身も、2度ほど

          【鉄日】24/10/10. 気も漫ろ。

          【映観】『パリ、テキサス』(1984)

          『パリ、テキサス(Paris,Texas)』 監督: ヴィム・ヴェンダース 出演: ハリー・ディーン・スタントン, ナスターシャ・キンスキー, ジョン・ルーリー 音楽: ライ・クーダー 40年前の映画、何度となく観ているがたぶん今世紀初かも知れない。 初めて観たのは「バグダッド・カフェ(1987)」とかミニシアター花盛りの頃だった。 もうこの映画に漂う色気だけで、ついぞ酔ってしまっていたような気がします。 今観てもやはり写真の色がとてもいい。 赤い帽子(なぜこの色?笑)を

          【映観】『パリ、テキサス』(1984)

          【映観】『ミッドサマー』(2019)

          『ミッドサマー(Midsommar)』 監督・脚本: アリ・アスター 主演: フローレンス・ピュー 公開時に映画館で観ました。 強力な匂いを放つ、近年稀に見るカルト作品だと思った。 映画館で中学生くらいか?、4人組の男の子らがワイワイ言いながらやっていた。 どんな映画だと思ったんだろうか? 僕自身もなんとなく入ってしまったので同じようなもんだが、 帰りしなの彼らは一切無言で、何か強烈なドラッグでも摂取したかのような青い顔だった。 変なトラウマにならなければいいけれど、 こ

          【映観】『ミッドサマー』(2019)

          【映観】『ボーはおそれている』(2023)

          『ボーはおそれている (Beau Is Afraid)』 監督・脚本・製作: アリ・アスター 出演: ホアキン・フェニックス、ネイサン・レイン、エイミー・ライアン 「ミッドサマー」アリ・アスター監督、+「ジョーカー」ホアキン・フェニックス というだけでも、絶対に観ないといけないヤツ。 そうして長尺179分というコトも知らず、予備知識もなし、ある意味驚愕の3時間でした。 率直に云えば、最初の何をやってもダメダメになってく主人公ボーの可笑しさは好き。 ほらチャップリンの有名な

          【映観】『ボーはおそれている』(2023)

          【鉄日】24/09/26. I found my way home.

          ようやく気温30度を切ってきたので凸。 昼に思い立って、こないだのそのまんまで、デスシャドウ号に荷を積む。 いいぞこの軽快さ、思い立ったら吉日、なんもかんもブッチして走り出そう。 この辺りで一番大きな、いわゆるモールなとこで買い出し。 100均もあればパン屋もあり酒屋もあって、それから大型食料店もある。 今回は軽快さを軸に考え、大きなダッチオーブンだのは使わない。 100均で買った500円のスキレット(鉄フライパン)でイケるやつで。 肉しか考えられない、いややっぱ焼くだけで

          【鉄日】24/09/26. I found my way home.

          【鉄日】24/09/19. 鈴虫ラーメン。

          デスシャドウ号(スバル軽トラ)の車検を終えた。 なんだかんだで5万弱の出費、いたしかたない。 自身の人間ドッグ(勤務先強制)は先月末、初めての胃カメラに辛抱堪らず大暴れ。 喉にカメラを突き刺された瞬間、咄嗟に引き抜いた。 自分で抜いたから喉が傷つき出血、それにしてもこんな理不尽な検査を受ける輩が信じられない。 僕には絶対無理、つーけーのなーあと喉には何も突っ込まれたくない。 と言ったら、ほとんどの人はフツーにやってますよ、と医者に失笑された。 ピロリ菌がいなければやらなくても

          【鉄日】24/09/19. 鈴虫ラーメン。

          【鉄日】24/09/17. もすこしおてやわらかにキャムプ。

          「ヒロシのぼっちキャンプ」あまりにもベタだと思ってたら、存外面白かっや。 彼の視点が他とは違うから、続いているんだろうな。 ランタン、キャンプギアに関するこだわり、実用性よりもカッコいいという美意識で動く。 その代わりキャンプ飯については無頓着で、スーパーで買う惣菜や即席麺なんかで済ませる。 肉が焼ける絵が欲しいんでしょ、とばかりに何の工夫もなくぶっきらぼうに焼くスタイル。 その自然に出てくるギャップが嫌味ではないんだろう。 そんなワケで、早くキャンプに行きたくなり、焚き火の

          【鉄日】24/09/17. もすこしおてやわらかにキャムプ。

          【鉄日】24/09/12. Doing nothing is doing ill.

          茹だるような暑さが続く。 暦の上ではSeptember、でもハートはサバイバー♪ どうなってんだ、責任者でてこい! つってね正味の話、終わらない夏が続き、猛暑に閉じ込められたようなループ残暑です。 あまりの暑さに、栗やドングリの木もたまらず果実を落としてる。 本来なら10月辺りだそうですが、とにかく青いまま切り離していて、紅葉する間もなく冬に移行するのではないかと、 テレビジョンのニュースで言っていました。 トンボは、ずっと式神みたく、蒼空を飛行してる。 あまりに物凄い数が

          【鉄日】24/09/12. Doing nothing is doing ill.

          【映観】『マッシブ・タレント』(2022)

          『マッシブ・タレント(The Unbearable Weight of Massive Talent)』(2022) 監督・脚本: トム・ゴーミカン 出演: ニコラス・ケイジ、ペドロ・パスカル ニッキー F u c k i i i i i i i i i i i ~~~~ n' ケイジ! 残暑の爆コメディ! こんな役柄を演じられるのはニコラス・ケイジくらいぢゃないのか、と。 彼の出演は多作で、当たり外れが多い、肩すかしを喰らうコトも多い。 それというのも、彼の気質に由来す

          【映観】『マッシブ・タレント』(2022)

          【映観】『エイリアン:ロムルス』(2024)

          『エイリアン:ロムルス (Alien: Romulus)』(2024) 監督: フェデ・アルバレス、制作: リドリー・スコット 出演: ケイリー・スピーニー、デヴィッド・ジョンソン、イアン・ホルム(A.I) 僕の唯一の贅沢は、映画館で映画を観るコト。 昨今入場料も跳ね上がってるけれど、ここの映画館は月曜日1300円、 Dolby Atmos(立体音響)で100円追加だ。 前回「マッドマックス:フュリオサ」もここで観た。 いつものように上映前のサイゼで腹ごなし、準備万端だ

          【映観】『エイリアン:ロムルス』(2024)

          【映観】「ドント・ウォーリー・ダーリン(2022)」

          『ドント・ウォーリー・ダーリン(Don't Worry Darling)』(2022) 監督: オリヴィア・ワイルド 主演: フローレンス・ピュー、ハリー・スタイルズ 先月観たなかで、とっても奇妙さを醸し出した一作。 なにしろ今年の夏も酷暑であり、トタン屋根の2階は籠った暑さが深夜にまで及び、冷房装置も付け焼き刃だ。 これから地球環境の負荷に拍車がかかり、さらに過酷な状況になっていくんだろうか。 そんな夏の一作。 映画の舞台は、出来すぎなようなアメリカの小さな町、 カラ

          【映観】「ドント・ウォーリー・ダーリン(2022)」

          【鉄日】24/08/28. アメドラ"The 100"

          連日連夜、猛烈な残暑が続きます。 いま居るところは盆地なので、夏は暑く冬は寒い、山々に囲まれ窪んだ土地は空気が沈殿し易いのだろう。 お盆過ぎから、アメドラ(米ドラマ略)で遣り過ごす毎日で、怠惰さを加速させている。 こちらも奈落の底、アリ地獄、もがけばもがくほど地中深く堕ちていく。 『ハンドレッド(The 100)』(2014~2020) 全7シーズン、100エピソード、一話40分として約67時間だ。 途中で何度頓挫しようかと思ったけれど、もういったん乗ってしまったからには

          【鉄日】24/08/28. アメドラ"The 100"