りんごジュースが売り切れで不安と後悔が…。
スーパーネガティブ人間だった私は今まで、あらゆる事態を想像しどんな悪いことが起きても対応できるよう日々考えていました。
最初は対人関係の事だけだったんです。Aと言われたらBと返す。Cと言われたら、Dと言われたらという具合に。
それがだんだん日常生活の事や自然災害や病の事、自分だけにとどまらず家族、知人、他人、芸能人、インフルエンサーのことまで考え出し、勝手にその人達の気持ちを考え、私なら耐えられないと不安が増してしまってパニック発作が起きてしまいました。
なので発作が起きてからは、未来を想像したり人の気持ちを勝手に考えたりせず、来た事実を受け止め自分と相談し背伸びせずに答えるようにしています。
かっこよくその場で解決したり、アドバイスするような人に憧れていた。何があっても動揺せず、大丈夫だよと背中をさすってくれる人に憧れていた。
憧れの自分と今の自分の差を埋めるために想像力を掻き立て鎧にしていました。付け焼き刃の武装が実は脆いことはわかる人にはわかっていたと思います。今思い返すとそっちのほうが恥ずかしい。
ただ少し前までは嘘でも気丈に振る舞える事の方がかっこいいと思っていたのです。
嘘に嘘を重ねてもいいことなんてありません。一度私に任せてといった以上やっぱ無理だったーなんて言えないし本当にいい事などほぼありませんでした。脆い鎧に気づかず頼ってきてくれる人もいましたが、最初こそいいですが、だんだん無理難題を言ってくる。対人関係では断らないという事で利用されてると思う時すらありました。
なので脆い鎧を脱ぎ捨てて今は想像をやめました。
今までのようにその場で言い返す事はできません。すぐに自己解決することもアドバイスする事もできません。一度話を持ち帰ることもあります。
例えば昨日なんかは、りんごジュースが飲みたいから買いにいきました。ですが売り切れでした。そこで不安と後悔にかられます。
違う店にいけばよかった、あそこで選択を間違えなければ。
なかったら違うのを買うと決めていれば…。
ジュースが飲みたいという気持ちできてたらこんな事にはならなかった。
私は運が悪い、本当だめだ、何をしてもだめ。
こんな感じです。
今までみたいに想像していたら欲しいジュースを第5候補くらいまでは決めてたと思います。笑えてきます。ルート考えていたら不安や後悔はなかったと思うんですが、考えるくらいなら早く買いにいけ案件ですね。
この時って自分の好きなジュースを買って帰ったんです。なので、りんごジュースを飲もうと思ったけど自分の好きなジュース買えてラッキーとか、りんごジュースは明日飲もうとか、そういう感じでいいじゃないですか。決めたことがそのとおりにならないとダメな性格なんだなと気づきました。完璧主義の性格の1つですね。また完璧主義が邪魔していたみたいです。
おそらくですが、こういう性格なので未来を想像して色んなルートを作り逃げ道を用意していたんだと思います。
逃げ道を用意せず、根本の完璧主義的思考をなんとかしないとまた落ちていきます。ジュースごときでなるんですから。
・しゃーない、と切り替えてその場でどうするか決める事。
・ポジティブに捉えること。
・自分の行動をガチガチに決めないこと。
ジュースが飲みたいな。出来たらりんごがいいけど…あーなかった。しゃーない。じゃあ折角だしちょっと値がはるけど好きなジュース買っちゃお。まさか今日飲めるなんてラッキー。
こういう考え方に切り替えていきたいです。
実はこの日の夜、急な出費で10000円必要になりました。
家計に予備費を作っているのでそこから支払えばいいのですが…
予備費なのにもったいないと思い、急な出費を自分のお小遣いから出そうとしたんです。当たり前のように。
そして、旦那に言われた。
予備費って残すお金でもないし、貯金するお金でもない。あまったらぱーっと外食とかしたり、無理に使わず貯金したりするお金で、最初から貯金しようと思って手をつけないのは予備費とは言わないよって。
これも柔軟に対応できてないから起きた話だと思います。
色んなルートを用意して柔軟に対応できたとしてもルート外のことがあれば途端にダメになる。ならば曖昧な計画で柔軟性があるほうが気が楽ではないか。
完璧主義はしんどい。早く抜け出したいがこればかりは慣れですね。
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