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とある作家の近況 2024-06-02

 せっかく開設したnoteなので、とにかく何かを書いてみようと思い、創作の近況を書いていくことにする。

『アルゴリズムの乙女たち』のその後

 まず『アルゴリズムの乙女たち』の続編の制作については凍結している。発売からおよそ3か月、ありがたくも多くの方々に読んでいただいているのだが、続編の刊行については私の一存では決められない、ということ……(涙)。

 それはそれとして、ご購入いただいた方々には本当に感謝の限りである(未読の方はぜひお読みください)。
 そして「乙女たちのアナザーストーリィを読みたい!」と期待してくださっている読者の方々がきっといるはずだと信じているので、何らかの形でリリースしていきたい。その一つが、次に挙げる文学フリマだ。

文学フリマ東京39

 コミックマーケット(コミケ)のような、日本各地で開催されている文学作品即売会だ。今回は、12/1(日)に開催予定の東京39へ出店を申し込んだ。先着枠はすでに埋まってしまっているので、抽選になった。結果は8/27(火)とのこと。どうか当選して……!

 いろんなジャンルの短編小説を収めた、短編集を出展する予定である。その中に1作『アルゴリズムの乙女たち』のアナザーストーリィを入れたいなぁと考えている。あるいは、短編集とは独立した付録的な小冊子にする。

 さらに今回は、†空前絶後・超絶怒涛のスーパークリエイター†様とコラボの予定なので、今からワクワクである。もし当選したら短編集を全力で制作するので、皆様どうぞお買い求めください……!!!

作品の公開について

 2024年3月に『アルゴリズムの乙女たち』を刊行する以前は、趣味と練習を兼ねてNolaノベルで短編小説などを公開していた(2024年6月時点では非公開)。

 今後はnoteで有料コンテンツとして作品を公開するというのも、note活用法の一つかもしれないと考えている。noteで長編小説はいろんな意味で難しそうだから、短編小説が中心になるかもしれない。物書きのプロとして作品に責任を持つということ、それだけの価値を提供するということ。あらぬ誹謗中傷などのリスク低減の意味合いも含まれる。

 とはいえ、金額の多寡にかかわらずお金を払うことに抵抗を感じる人は多いと思うので、全作品有料とはせず、ものによっては無料の作品も公開するなど、運用の仕方はもっときちんと考えていくつもりだ。

 それに、まだ知名度が決して高いとは言えないので、まずは多くの人々に知ってもらって「明治の作品なら読んでもいいかな」と思ってもらえるようになることを目指したい。文学フリマへの参加も、その一環である。

商業出版について

 現在、連作短編の企画中である。出版社様にはまだ提示できていないが、ジャンルはお仕事ものでライトなミステリィ要素を含むもの、題材はデータ分析。いわゆるライト文芸のテイストに近くなるかも。コンセプトやキャラクター、構成をまとめている最中だ。
 こちらは、刊行に向けて動けるようになるまで水面下で進めることになる。もちろん、企画がボツになることも十分あり得る。

 がんばりまぁす!


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