とある作家の近況 2024-10-09
直近1か月の創作関連の状況。ここ最近は商業出版と文学フリマ東京の話がメインだが、一段落したら他にもハチャメチャな取り組みを前のめりな感じでやっていきたい。
商業出版について
先月の近況公開後、企画書を提出した。
編集担当様からたくさんコメントをいただいたので、もっとストーリィの構想を詰めていきたい。
多忙の中、かなりしっかりと読み込んでもらえてありがたい限り……!
もうしばらく先行きは読めないけれど、できる限りの力を尽くしたい。
Nolaの6周年&50万人突破
執筆ツールNolaが利用者50万人を超えて、6周年を迎えた。
駆け出しの頃から創作のお供に使っていて、今ではすっかり手放せなくなっている。
商業デビューのきっかけとなった次世代作家文芸賞はもちろん、小説サイトのNolaノベルにもずっとお世話になってきて、万感胸に迫る。
ふつつかな作家ですが、これからもよろしくお願い申し上げます。
文学フリマ東京39
正式に出展できることになって、短編集の構成を再度整理した。
全体のテーマを《進路》に統一して、各話完結かつ全体を通して一人の主人公の生き方を描く、連作短編形式にしようと思っている。
現時点で収録予定のラインナップとキーワードは以下のとおり(変更の可能性あり)。
コラボ作品①:中学3年生、受験、百合、白夜
コラボ作品②:高校2年生、友達、内省、借りがある
オリジナル:大学院修士2年生、就職活動、結婚、寝台列車
《特別収録》アルゴリズムの乙女たち・アナザーストーリィ:大学3年生、仲間、進学、競技プログラミング
各話2万文字前後で、トータル8万文字強を想定している(通常のハードカバー本1冊分くらいのボリューム)。
おさかなゼリーさんからいただいたイラストのラフ案が素敵すぎたので、構想がはかどる!
以前はこのラインナップにオトナの恋愛と心霊・ホラーが加わっていたが、短編集としてのまとまりを優先したため、泣く泣くカット。
せっかく初稿を仕上げてあるので、両作品は別の形で公開したい。
こういった展示イベントで出展するのは初めてなので、いったいどのくらいの部数を用意すればよいのか見当がつかない。有識者の知恵をお借りしたいところだ。
多すぎて売れなかったら大量の在庫を抱えることになって大変だし、少なすぎてもせっかくの機会を失うことになってしまっては非常にもったいない。
今回の文学フリマ東京では、利益を追求するのではなくて採算度外視で楽しんでもらいたい・楽しみたいというのが自分のスタンスだ。
ありがたくも興味を持っていただいた方には全員お手に取って読んでいただきたいから、多少の在庫は抱えることになったとしても多めに準備しておいたほうがよさそうな気がする。
たくさんの人に読んでいただけるといいなぁ。
がんばりまぁす!