最近、書きたいなぁと思っているもの。
企画中の連作短編お仕事小説や、文学フリマ東京に向けて準備中の短編集以外にも、こういうの書きたいなぁと構想しているものがいくつかある。そのうち3つを忘れないうちにメモしておく。
データサイエンス×青春×高校生
競技プログラミング(競プロ)を題材とした青春部活小説『アルゴリズムの乙女たち』を刊行したけれど、別の題材や世界観でも書いてみたい。
ひょんなことから高校生数名がkaggle※をきっかけに集まって、ソロプレイやチームプレイでコンペに挑む、的な。その過程で繰り広げられる瑞々しいアオハルや人間ドラマなどを描きたい。
ということで先日、試しに1章分書いたものをNolaのヨミスケに読んでもらった。
本文24,000文字に対して良かった点や改善点を650文字ほどで教えてくれた。ヨミスケ、優秀(詳しくは↑のポストにて)。
もしかしたらkaggleじゃなくて、運動部とか他の部活を題材にしても面白いかもしれない。その場合は、マイナーな部活のほうがより一層楽しくなりそうな気がする。
※kaggle: カグル。Google傘下の同名企業が運営している、データ分析コンペやオンライン学習コンテンツ、ディスカッションコミュニティなどをグローバル展開しているプラットフォーム。
VTuber×群像劇
今では、数えきれないほどたくさんのVTuberが活動していて、それぞれソロ企画やコラボ企画を頻繁に配信している。基本的にクセの強いキャラが多く、だからこそ動画配信者として成立しているのだろう。
そういったクセつよキャラたちが何かしらの仮想空間で一堂に会して、わちゃわちゃとデスゲーム的な何かを繰り広げるような群像劇も書いてみたい。いくつかのチームに分けて、それぞれに目的や目標があり、対立したり共闘したり、みたいな。
もちろん、題材はデスゲームでなくともよい。ゲームでいうと、Call of DutyやEscape from Tarkov的な雰囲気というよりは、Grand Theft AutoやARKみたいな世界観がマッチしているかもしれない。
心霊・ホラー短編集
これは、文学フリマ東京向けに2万文字ちょっとの心霊・ホラー短編を書いたのがきっかけ。出展予定の短編集の構成を見直している関係上、もしかしたらこの心霊・ホラー短編は収録しないかもしれない。
一方で、キャラや設定は架空のものだけれど、内容的にはほぼ実体験なのでなかなかリアリティのある作品になった。
だからこそ、お蔵入りはもったいないなぁと思っているので、いっそのこと心霊・ホラー短編だけを集めた短編集に仕立て上げるのも趣があるなぁと。ネタをXなどで公募しても面白いかもしれない。
……といった感じで、他にもネタはあるものの書ききれないので、引き続き構想を温めておいて思い出したタイミングで備忘録を残しておこう。
どこかで作品をお披露目できるかもしれないので、その際はぜひともよろしくお願いいたします。
想像しただけで、オラわくわくしてきたぞ!